このページでは、PowerChute Network Shutdown for Virtualization v4.3によるHyperFlex の対応について説明します。
【対象バージョン】
PowerChute Network Shutdown for Virtualization v4.3
* 上記の製品 v4.3のサポートは終了させていただきました
【対象システム】
・Cisco HyperFlex システム
・HyperFlex Edge
【概要】
Cisco HyperFlexにはファブリックインターコネクト(FI)に接続されたクラスタで構成されるHyperFlexシステムと
既存のスイッチを利用するHyperFlex Edgeがありますが、いずれの構成もサポートされます。
UPSとPowerChute Network Shutdownによって電源保護をするCisco HyperFlex環境でサポートされる構成と
シャットダウンシーケンスについて説明します。
PowerChute Network ShutdownによるHyperFlexのシャットダウンの設定(スクリプト使用) については、
以下リンク先を参照ください。
PowerChute Network Shutdown for Virtualization v4.3 HyperFlexのシャットダウン
【構成例とシャットダウンシーケンス】
HyperFlex システムでの構成:
vCenerVMおよびPowerChute仮想アプライアンスは管理ESXiホストに配置するか、
物理Windows管理サーバー上にvCenter ServerとPowerChuteを配置します。
FIを含めたシャットダウン及びスタートアップのシーケンス制御を行うため、
HXサーバはSwitched PDUを介してUPSに接続します。
上図のように、HXサーバー, 管理ホスト, FIのすべてを1台のUPSもしくは冗長UPSでの電源保護が推奨となります。
管理ESXiホストにPowerChute仮想マシンを配置する構成では、複数台のUPSによるアドバンスドUPS構成はサポートされません。
物理Windows管理サーバー上にPowerChuteを配置する構成では、電源系統が同一で同じタイミングで
停電・復電となる場合、アドバンスドUPS構成もサポートされます。
PowerChute Network Shutdownは以下の順で各コンポーネントのシャットダウンを行います。
(vCenerVM および PowerChute仮想アプライアンスを管理ESXiホストに配置する構成の場合)
電源復旧時のスタートアップは、以下の順で各コンポーネントを起動します。
HyperFlex Edgeでの構成:
vCenerVM および PowerChute仮想アプライアンスは、
管理ESXiホストに配置するか、物理Windows管理サーバー上にvCenter ServerとPowerChuteを配置します。
上図のように、HXサーバー, 管理ホストを1台のUPSもしくは冗長UPSでの電源保護が推奨となります。
管理ESXiホストにPowerChute仮想マシンを配置する構成では複数台のUPSによるアドバンスドUPS構成は不可となります。
物理Windows管理サーバー上にPowerChuteを配置する構成では、電源系統が同一で同じタイミングで停電・復電となる場合、
アドバンスドUPS構成もサポートされます。
PowerChute Network Shutdownは、以下の順で各コンポーネントのシャットダウンを行います。
(vCenerVMおよびPowerChute仮想アプライアンスは管理ESXiホストに配置する構成の場合)
電源復旧時のスタートアップは以下の順で各コンポーネントを起動します。
公開日 2020年2月27日
【対象バージョン】
PowerChute Network Shutdown for Virtualization v4.3
* 上記の製品 v4.3のサポートは終了させていただきました
【対象システム】
・Cisco HyperFlex システム
・HyperFlex Edge
【概要】
Cisco HyperFlexにはファブリックインターコネクト(FI)に接続されたクラスタで構成されるHyperFlexシステムと
既存のスイッチを利用するHyperFlex Edgeがありますが、いずれの構成もサポートされます。
UPSとPowerChute Network Shutdownによって電源保護をするCisco HyperFlex環境でサポートされる構成と
シャットダウンシーケンスについて説明します。
PowerChute Network ShutdownによるHyperFlexのシャットダウンの設定(スクリプト使用) については、
以下リンク先を参照ください。
PowerChute Network Shutdown for Virtualization v4.3 HyperFlexのシャットダウン
【構成例とシャットダウンシーケンス】
HyperFlex システムでの構成:
vCenerVMおよびPowerChute仮想アプライアンスは管理ESXiホストに配置するか、
物理Windows管理サーバー上にvCenter ServerとPowerChuteを配置します。
FIを含めたシャットダウン及びスタートアップのシーケンス制御を行うため、
HXサーバはSwitched PDUを介してUPSに接続します。
上図のように、HXサーバー, 管理ホスト, FIのすべてを1台のUPSもしくは冗長UPSでの電源保護が推奨となります。
管理ESXiホストにPowerChute仮想マシンを配置する構成では、複数台のUPSによるアドバンスドUPS構成はサポートされません。
物理Windows管理サーバー上にPowerChuteを配置する構成では、電源系統が同一で同じタイミングで
停電・復電となる場合、アドバンスドUPS構成もサポートされます。
PowerChute Network Shutdownは以下の順で各コンポーネントのシャットダウンを行います。
(vCenerVM および PowerChute仮想アプライアンスを管理ESXiホストに配置する構成の場合)
- ユーザーVM
- vCenterVM
- ストレージクラスター
- ストレージコントローラーVM
- ESXi ホスト
- セカンダリFI
- プライマリFI
電源復旧時のスタートアップは、以下の順で各コンポーネントを起動します。
- プライマリFI
- セカンダリFI
- ESXi ホスト
- ストレージコントローラVM
- ストレージクラスター
- vCenterVM
- ユーザーVM
HyperFlex Edgeでの構成:
vCenerVM および PowerChute仮想アプライアンスは、
管理ESXiホストに配置するか、物理Windows管理サーバー上にvCenter ServerとPowerChuteを配置します。
上図のように、HXサーバー, 管理ホストを1台のUPSもしくは冗長UPSでの電源保護が推奨となります。
管理ESXiホストにPowerChute仮想マシンを配置する構成では複数台のUPSによるアドバンスドUPS構成は不可となります。
物理Windows管理サーバー上にPowerChuteを配置する構成では、電源系統が同一で同じタイミングで停電・復電となる場合、
アドバンスドUPS構成もサポートされます。
PowerChute Network Shutdownは、以下の順で各コンポーネントのシャットダウンを行います。
(vCenerVMおよびPowerChute仮想アプライアンスは管理ESXiホストに配置する構成の場合)
- ユーザーVM
- vCenterVM
- ストレージクラスター
- ストレージコントローラーVM
- ESXi ホスト
電源復旧時のスタートアップは以下の順で各コンポーネントを起動します。
- ESXi ホスト
- ストレージコントローラーVM
- ストレージクラスター
- vCenterVM
- ユーザーVM
公開日 2020年2月27日