{}

シュナイダーエレクトリックのブランド

Impact-Company-Logo-English Black-01-177x54

シュナイダーエレクトリックのWebサイトへようこそ

シュナイダーエレクトリックのWebサイトへようこそ。
FAQを参照する
PowerChute Network Shutdown for Virtualization v4.3 HyperFlexの対応について
このページでは、PowerChute Network Shutdown for Virtualization v4.3によるHyperFlex の対応について説明します。

【対象バージョン】
PowerChute Network Shutdown for Virtualization v4.3

* 上記の製品 v4.3のサポートは終了させていただきました


【対象システム】
・Cisco HyperFlex システム
・HyperFlex Edge


【概要】
Cisco HyperFlexにはファブリックインターコネクト(FI)に接続されたクラスタで構成されるHyperFlexシステムと
既存のスイッチを利用するHyperFlex Edgeがありますが、いずれの構成もサポートされます。
UPSとPowerChute Network Shutdownによって電源保護をするCisco HyperFlex環境でサポートされる構成と
シャットダウンシーケンスについて説明します。
PowerChute Network ShutdownによるHyperFlexのシャットダウンの設定(スクリプト使用) については、
以下リンク先を参照ください。
PowerChute Network Shutdown for Virtualization v4.3 HyperFlexのシャットダウン



【構成例とシャットダウンシーケンス】

HyperFlex システムでの構成:

vCenerVMおよびPowerChute仮想アプライアンスは管理ESXiホストに配置するか、
物理Windows管理サーバー上にvCenter ServerとPowerChuteを配置します。
FIを含めたシャットダウン及びスタートアップのシーケンス制御を行うため、
HXサーバはSwitched PDUを介してUPSに接続します。

01


上図のように、HXサーバー, 管理ホスト, FIのすべてを1台のUPSもしくは冗長UPSでの電源保護が推奨となります。
管理ESXiホストにPowerChute仮想マシンを配置する構成では、複数台のUPSによるアドバンスドUPS構成はサポートされません。
物理Windows管理サーバー上にPowerChuteを配置する構成では、電源系統が同一で同じタイミングで
停電・復電となる場合、アドバンスドUPS構成もサポートされます。


PowerChute Network Shutdownは以下の順で各コンポーネントのシャットダウンを行います。
(vCenerVM および PowerChute仮想アプライアンスを管理ESXiホストに配置する構成の場合)
  1. ユーザーVM
  2. vCenterVM
  3. ストレージクラスター
  4. ストレージコントローラーVM
  5. ESXi ホスト
  6. セカンダリFI
  7. プライマリFI

電源復旧時のスタートアップは、以下の順で各コンポーネントを起動します。
  1. プライマリFI
  2. セカンダリFI
  3. ESXi ホスト
  4. ストレージコントローラVM
  5. ストレージクラスター
  6. vCenterVM
  7. ユーザーVM


HyperFlex Edgeでの構成:

vCenerVM および PowerChute仮想アプライアンスは、
管理ESXiホストに配置するか、物理Windows管理サーバー上にvCenter ServerとPowerChuteを配置します。


02


上図のように、HXサーバー, 管理ホストを1台のUPSもしくは冗長UPSでの電源保護が推奨となります。
管理ESXiホストにPowerChute仮想マシンを配置する構成では複数台のUPSによるアドバンスドUPS構成は不可となります。
物理Windows管理サーバー上にPowerChuteを配置する構成では、電源系統が同一で同じタイミングで停電・復電となる場合、
アドバンスドUPS構成もサポートされます。

PowerChute Network Shutdownは、以下の順で各コンポーネントのシャットダウンを行います。
(vCenerVMおよびPowerChute仮想アプライアンスは管理ESXiホストに配置する構成の場合)
  1. ユーザーVM
  2. vCenterVM
  3. ストレージクラスター
  4. ストレージコントローラーVM
  5. ESXi ホスト

電源復旧時のスタートアップは以下の順で各コンポーネントを起動します。
  1. ESXi ホスト
  2. ストレージコントローラーVM
  3. ストレージクラスター
  4. vCenterVM
  5. ユーザーVM

公開日 2020年2月27日

Schneider Electric 日本

詳細を見る
製品群:
役立つ可能性のある記事
詳細を見る
製品群: