シュナイダーエレクトリック、産業用パネルコンピューター PSA6000シリーズを発売
14/10/2025
- 高い性能とセキュリティーレベル、サステナブル設計をリーズナブルな価格で実現
- 装置のダウンサイズ、コスト削減を叶えるコンパクト設計
エネルギーマネジメントおよびオートメーションにおけるデジタルトランスフォーメーションのリーダーであるシュナイダーエレクトリックは、HMI(Human Machine Interface)のリーディングブランド であるPro-faceの新製品として、新たな産業用パネルコンピューター「PSA6000シリーズ」の発売を発表しました。本日10月14日より、提供を開始します。
PSA6000シリーズは、現代の製造現場のニーズに応えるために設計されたパネル一体型の産業用コンピューターです。高い性能と堅牢なサイバーセキュリティー、環境に配慮した設計を叶えながら、リーズナブルな提供価格を実現しました。ハイエンドモデルとして市場で高い評価を得ているPS6000シリーズに加え、より幅広いユーザーに向けた産業用コンピューターの新たな選択肢として展開します。
PSA6000シリーズは、その高いスペース効率で組み込む装置に柔軟な選択肢を提供します。展開する4サイズは、全て奥行き58.8mmという薄型・コンパクト設計で、放熱のためのヒートシンク設計にスペースを有効活用できるため、装置の小型化が叶います。また、軽量化によってVESA取り付けが可能となり、より柔軟な取り付けが行えます。
更に、0~50℃までに対応・IP66準拠の耐環境性能で、過酷な産業現場でも安定した高いパフォーマンスを保証します。
PSA6000シリーズの主な特長
- 高性能プロセッサー搭載
- Intel® Core™ i5 1345UE および Intel® Atom® x7425Eプロセッサーを搭載
- Windows® 11 IoT Enterprise 2024 LTSCに対応し、長期的な安定運用を実現
- 従来モデル(PS5000シリーズ)対比でCPU性能最大500%の向上
- 洗練された堅牢なデザイン
- グローブ操作対応のPCAPタッチパネルと強化ガラストップを採用
- 放熱性に優れた超薄型筐体で、省スペースな機械組込みに最適
- VESA取付け対応で柔軟な設置が可能
- 幅広い用途に対応
- 機器の状態監視や操作パネルとして、装置への組込みに最適
- 高い衛生レベルが求められる環境にも対応
家電製造(クリーンルーム)/半導体・フラットパネル製造/医薬品・食品包装/
- サステナビリティとセキュリティー
- IEC62443準拠のセキュア開発ライフサイクル(SDL)に基づいて設計
- セキュアブート、セキュアエレメント、セキュリティーシール による強固なサイバーセキュリティー対策
- 低消費電力設計と環境配慮素材の採用により、環境負荷を低減
関連スポークスマン
角田 裕也
シュナイダーエレクトリック インダストリー事業部 バイスプレジデント Vice President, Industry Japan Schneider Electric学歴1999年 同志社大学 法学部 法律学科 卒業 経歴1999年 大学卒業後、株式会社キーエンス入社、精密測定機器セールス部門のリーダー、マネージャーを歴任。2009年 シーメンス株式会社入社、産業機械部門セールス部門から、モーションコントロールソリューション、IoTソリューション部門の部門長を歴任。2019年 アクセンチュア入社、デジタル部門インダストリーX.0グループにて、アソシエイトディレクターとして、大手製造業へのDX推進コンサルタントやクライアントのDXを支援するパートナーエコシステムの構築に従事。2020年10月 シュナイダーエレクトリック入社、インダストリー事業取締役バイスプレジデントとして同部門を統括。続きを読む
Wiztrustブロックチェーン認定プラットフォームの導入
2019年10月2日から、シュナイダーエレクトリックは通信の安全性を確保するために、コンテンツについてWiztrustから認定を受けています。コーポレートコミュニケーションについては、WebサイトWiztrust.comで、信頼性を確認できます。