メニュー | コード | 詳細 | 設定範囲 | 初期値 | マニュアル |
ConF>FULL>CtL- | Fr1 | 速度指定チャンネル設定1 | AI1~AI3:アナログ入力端子1~3 他 | AI1 | P.158 |
ConF>FULL>I_O->AI1- | AI1t | AI1(アナログ入力1)設定 | 10U:正電圧入力 0~10V *負の値は0と解釈される | 10U | P.136 |
UIL1 | 0%のAI1電圧スケーリングパラメーター | 0~10.0V | 0V | ||
UIH1 | 100%のAI1電圧スケーリングパラメーター | 0~10.0V | 10.0V | ||
ConF>FULL>I_O->AI2- | AI2t | AI2(アナログ入力)設定 | 10U:正電圧入力 0~10V *負の値は0と解釈される n10U:正電圧入力と負電圧入力 +/-10V | n10U | P.137 |
UIL2 | 0%のAI2電圧スケーリングパラメーター | 0~10.0V | 0V | ||
UIH2 | 100%のAI2電圧スケーリングパラメーター | 0~10.0V | 10.0V |
可変抵抗器(外部ボリューム)やアナログ電圧入力による周波数制御は可能です。
ATV320シリーズではアナログ入力端子が3つあり、そのうち電圧入力に対応しているのはAI1端子、AI2端子となります。
デフォルト設定ではAI1端子からの電圧入力による周波数制御となっています。
可変抵抗器(外部ボリューム)による周波数制御の場合
AI1端子、COM端子、10V端子を使用します。
アナログ電圧入力による周波数制御の場合
AI1端子またはAI2端子、COM端子を使用します。
▼設定方法
1. Fr1=AI1 または AI2に設定します。これにより周波数制御がAI1端子またはAI2端子からの入力により行われます。
2. [LSP]~[HSP] に対応させる入力電圧を変更する場合、最小値 [UIL1] または [UIL2]、最大値 [UIH1] または [UIH2] を変更します。
▼使用方法
アナログ入力端子からの入力は速度指令のため、運転させるには別途運転指令が必要となります。
運転指令(初期値:LI1=正転信号)をアクティブにしたうえで、アナログ入力の値を変更することで周波数の変更が可能となります。
補足:
本FAQでは電圧でのスケーリングを例としていますが、Fr1=AI3に設定することで電流でのスケーリングも可能となります。
AI2端子のみ負の値での制御が可能となるため、AI2t=n10U の時、正転信号を入れた状態で-10~0Vの入力を行うことで逆転動作が可能になります。
ただし、AI1端子またはAI3端子およびAI2t=10U の時は負の値での制御はできないため、
逆転動作を行うには運転指令を正転信号ではなく逆転信号をアクティブにすることでご対応ください。
逆転信号の設定方法
[rrS] に空いているデジタル入力端子を割り当て、アクティブにすることで逆転信号を有効にすることができます。
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ConF>FULL>I_O- | rrS | 逆転信号 | nO:無効 LI1~LI6:デジタル入力端子1~6 他 | LI2 | P.129 |
対象機種:ATV320シリーズ
参考資料:ATV320シリーズ プログラミングマニュアル