リレーに「OLA」を設定することで可能です。
ただし、関連パラメーターの設定を行わなければ出力しません。
COnF>FULL>FLt->OLd- にて設定できる過負荷に関するパラメーターの設定が必要となります。

【工場出荷時設定】
tOL - 0s
LOC - 110%
Srb - 0.3Hz
OdL - YES (Freewheel)
FtO - 0min

上記設定より「tOL」を「1s以上」に設定することで、過負荷状態の検出が有効となります。
こちらの変更では過負荷状態を検出し、「OLC」のエラーにてインバーターをトリップさせることが可能となりますが、
OLCのエラーが発報されるとインバーターがトリップすることで過電流状態が解消され、リレー出力が止まるため、
リレー出力時間が非常に短くなり、出力を検出することが難しい可能性が高いです。

リレーにて出力を確認したい場合、「OdL」の設定を「NO (Ignore)」にご変更いただくことで確認は可能となりますが、
過負荷検出時に停止をしない設定としているため、インバーターは停止しません。

（例）
nCr(紫) = 2A, LOC = 100% (2A), CLI(緑) = 2.3A, tOL = 5s, r2(青) = OLA, OdL = FSt [Fast stop], LCr(赤), rFr(橙) の場合

公開先: Schneider Electric 日本