メニュー | コード | 詳細 | 設定範囲 | 初期値 | マニュアル |
AUF>F--- | F111 | デジタル入力 F端子 割り当て | 0~73 ※添付参照 | 2:正転 | P.100~106 |
F109 | VIA端子 アナログ/デジタル設定 | 0:アナログ入力 1:デジタル入力(シンク) 2:デジタル入力(ソース) | 0:アナログ入力 | P.100 | |
F201 | VIA端子 速度リファレンス レベル1 | 0~100% | 0% | P.116 | |
F202 | VIA端子出力周波数 レベル1 | 0.0~200.0Hz | 0.0Hz | ||
F203 | VIA端子 速度リファレンス レベル2 | 0~100% | 100% | ||
F204 | VIA端子出力周波数 レベル2 | 0.0~200.0Hz | 50.0Hz |
アナログ電流入力(4-20mA)による周波数制御は可能です。
ATV212シリーズではアナログ入力端子が2つあり、そのうち電流入力に対応しているのはVIA端子のみとなります。
デフォルト設定ではVIA端子の入力は電圧入力となっているため、電流入力に設定変更が必要となります。
▼設定方法
1. 制御基板上のスイッチ [SW100] のVIA設定を [I:Current] に変更します。これによりVIA端子の入力が電圧入力から電流入力に変更されます。
工場出荷時は[U:Voltage] に設定されています。
2. 工場出荷時設定 F201=0 の設定であることを確認します。この設定はVIA端子をアナログ入力端子として使用することを意味します。
3. 工場出荷時設定では、0~20mAの範囲で入力を受けますので、F201=20%(100%=20mAとした時、4mA/20mA=20%)に変更します。
これにより4~20mA範囲の入力電流を [UL]~[LL] に対応させます。
参考:ATV212シリーズ/ 運転できる周波数の範囲を変更する方法は?
(例)VIA端子より4~20mAの電流を入力し、0~60.0Hzの範囲で周波数を制御したい場合
F201=20%、F202=0.0mA(工場出荷時設定)、F203=100%(工場出荷時設定)、F204=60.0Hz に変更します。
▼使用方法
アナログ入力端子からの入力は速度指令のため、運転させるには別途運転指令が必要となります。
運転指令(初期値:F=正転信号)をアクティブにしたうえで、アナログ入力の値を変更することで周波数の変更が可能となります。
補足:
本FAQでは電流でのスケーリングを例としていますが、[SW100]スイッチを[U:Voltage]に設定したVIA端子やVIB端子を使用することで電圧でのスケーリングも可能となります。
負の値での制御はできないため、逆回転させるには、運転指令を正転信号ではなく逆転信号をアクティブにすることでご対応ください。
逆転信号の設定方法
空いているデジタル入力端子に [3:逆転] を割り当て、アクティブにすることで逆転信号を有効にすることができます。
メニュー | コード | 詳細 | 設定範囲 | 初期値 | マニュアル |
AUF>F--- | F112 | デジタル入力 R端子 割り当て | 0~73 ※添付参照 | 6:PS1 | P.100~106 |
F113 | デジタル入力 RES端子 割り当て | 10:リセット |
■ 配線について
VIA端子とCC端子をご使用ください。
対象機種:ATV212シリーズ
参考資料:ATV212 Programming Manual 参考設定例 P.45
公開先:Schneider Electric 日本

