PowerChute Serial Shutdown for Personal (PCSS for Personal) のインストール手順を説明します。
【対象製品】
PowerChute Serial Shutdown for Personal
【対応UPS】
APC BKシリーズ
APC RSシリーズ
APC ESシリーズ (BE425M-JP を除く)
| PowerChute Serial Shutdown for Personal (PCSS for Personal) は |
注意: Smart-UPSには、別売のPowerChute Serial Shutdown for Business (PCSS for Business),
PowerChute Network Shutdownをご使用ください
【対象機器構成】
UPS1台にコンピューター1台を接続 (UPS付属のUSBケーブルにて通信)
【対象OS】
Windows
【はじめに】
日本語OS対応のPCSS for Personalは、無償のソフトウェアです。
以下ページよりダウンロード可能です。
PowerChute Serial Shutdown for Personal ダウンロード (APC BK, APC ES, APC RS用ソフトウェア)
なお、本ソフトウェアは無償提供でサポートは限定的であることにご理解ください。
【手順】
● インストールの準備
PCSS for Personalのインストールは以下の手順にて実施してください。
1. ファイルの準備
インストールファイルをコンピューターの任意のローカルディレクトリにコピーしてください。
2. UPSとコンピューターの接続
インストールを開始する前にUPSに電源を入れ、ケーブルを接続してください
・UPS本体とコンピューターをUPS同梱のUSBケーブルで接続してください。
・インストール中にUPSを検索します、UPSに電源が入っている必要があります。
3. セットアップファイルの実行
ローカルディレクトリにコピーしたインストールファイル pcsssetup.exe を実行し、
PCSS for Personalをインストールします。
● インストール
インストールウィザードの開始
図1. のEcoStruxureロゴが表示された後、図2. のインストーラーの言語を選択する画面が表示されます。
ご希望の言語を選択し、[ OK ] をクリックしてください。
| 図1. EcoStruxure ロゴ |
| 図2. インストーラーの言語選択画面 |
4. PowerChute Serial Shutdown エージェントのインストールウィザードの開始
図3. のPCSS for Personal エージェントのインストールウィザードが起動したら [ 次へ > ] を選択します。
| 図3. インストールウィザード開始画面 |
5. 使用許諾契約への同意
図4. のソフトウェアの使用許諾の内容を確認のうえ、承諾の場合 [ 同意する(A) ] をクリックし次に進んでください。
| 図4. ソフトウェア使用許諾契約書 |
6. UPSとの通信確立
UPSと通信が確立していると、自動でUPSを検出します。
図5. 自動検索中の画面 |
注意 :
1. UPSの電源が入っている必要があります。
2. あらかじめUPS本体の通信ポートとPCのUSBポートにUPS付属のUSBケーブルで接続してください。
*UPSとの通信が確立しない場合には、
図6の 接続されているUPSが検出されません という画面が表示されます。
UPSの通信を確立させた後、画面に表示される [自動検出の実行] をクリックしてください。
図6. 接続されているUPSが検出されません |
7. インストール先の選択
インストール先を指定してください。
デフォルトのインストール先は C:\Program Files\APC\PowerChute Serial Shutdown です。
図7. インストール先指定 |
8. ユーザアカウントの作成
PCSS for Personalにログインする際に、ユーザ名、パスワードを必要とするか
ユーザアカウントの作成のチェックの有無で選択します。
| ホームユースも想定しているPCSS for Personalでは、 |
*チェックを外すし、[次へ(N)] をクリックすると 11. セットアップステータス 進捗状況 が始まります
| 図8. ユーザアカウントの作成 |
9. Windowsファイアウォール
Web UIへのリモートアクセスを有効にするにチェックをいれることで
TCPポート 6547をWindows ファイアウォールの例外リストへ追加します。
PCSS for Personalをネットワーク上で監視, 管理をするためには、
Windows ファイアウォールの例外リストに追加される PCSS エージェントが
例外プログラムとして有効になっていることが必要です。
| 図9. Windowsファイアウォール |
10. 任意のユーザー名、パスワードの設定 (8. ユーザアカウントの作成でチェックを入れた場合)
PCSS for Personalにアクセスするためのユーザー名、パスワードを設定します。
このユーザー名、パスワードを忘れた場合には再インストールが必要になります。
設定したユーザー名、パスワードは忘れないよう控えておき大切に保管, 管理をしてください。
任意のユーザー名 (6～128文字), パスワード (条件は以下参照) を入力してください。
入力完了ののち [次へ] をクリックします。
パスワードの条件:
・ 大文字 1文字 と 小文字 1文字
・ 数字 または 特殊文字 (#, ?, !, @, $, %, ^, &, *, -) の1文字
・ 最低8文字
これらが全て含まれる文字列でパスワードを構成する必要があります。
ユーザー名に設定した文字列がパスワードに含まれる場合はエラーになります。
使用できない文字: [ スペース (空白) ]
| 図10. ユーザー名 パスワードの設定 |
11. セットアップステータス 進捗状況
セットアッププログラムがインストールを開始します。
図11. のセットアップステータスが表示されインストールが進みます。
そのままお待ちください。
| 図11. ファイルのインストール |
12. 図12.の画面が表示されたらインストールは完了です。
[ 完了 ] をクリックし、インストールを終了してください。
ウェブブラウザでPowerChute Serial Shutdownを開く にチェックを入れている場合、
ブラウザーでPCSS エージェント ユーザーインターフェイスが開きます。(任意選択)
図12. インストール完了 画面 |
インストール手順は以上です。
【参考】
・ PowerChute Serial Shutdown for Personal 初期セットアップ (APC BK, APC ES, APC RS用ソフトウェア)
公開先:Schneider Electric 日本
