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シュナイダーエレクトリック、新機能を搭載したAVEVA Insightの販売を強化

18/04/2023

  • シュナイダーのインダストリー事業部が、これまで自社のハードウェアと共にAVEVA Historian, AVEVA  Edgeを提供してきたインストールベースへ、第2ステップとしてAVEVA Insightを提案
  • 2025年までにAVEVA製品の日本市場における取り扱いを5倍に拡大
  • 顧客の業務全般にわたるDXの総合的なアプローチ提案を加速

ネルギーマネジメントおよびオートメーションにおけるデジタルトランスフォーメーションのリーダーであるシュナイダーエレクトリックは、産業オートメーション用ソフトウェアのグローバルリーダーである英AVEVAのソフトウェア 製品「AVEVA Insight」の販売を強化します。

AVEVAは、全世界180ヵ国以上、12万以上の工場・プラントで、合計80万本以上のライセンス導入実績を誇る産業オートメーション用ソフトウェアのトップブランドです。旧製品ブランド「Wonderware」や「InTouch」などの名称で認知されたソフトウェア製品が、日本でも数多くの製造現場に導入されてきました。

今回販売を強化するAVEVA Insightは、製造・プラント現場の設備データやプロセスデータを取得し、様々な形で可視化するソフトウェアです。 シュナイダーのインダストリー事業部は、自社のハードウェア製品とともに、現場から効率的にデータを取得・可視化・蓄積する、DXの第1ステップのためのソリューションとして同ブランドのAVEVA Edgeや AVEVA Historianなどを日本の製造業界向けに広く提供してきた実績があります。今回、これまで取得・蓄積してきたデータをクラウド上で可視化する、DXの第2ステップのためのソリューションとして、AVEVA Insightの販売を強化します。

この取り組みについて、シュナイダーエレクトリック インダストリー事業部 バイスプレジデントの角田裕也は次のように述べています。「強力なDX推進のためには、より効率的なデータ活用とそれによる意思決定が欠かせません。ものづくり大国である日本の製造現場に、強力なDX推進のドライバーとなり得るソリューションAVEVA Insightを届けるために、日本市場においてシュナイダーエレクトリックのインダストリー事業部が培ってきたお客様への提案力を結集し、課題解決に貢献していきます。」

AVEVA株式会社のヴァイスプレジデント、日本統括の小暮正樹は次のように述べています。「AVEVAとシュナイダーエレクトリックの両社は、これまで単に製品提供にとどまらず、日本のお客様の要望と課題に対し、世界中から集めたノウハウも提供してまいりました。今後も両社はお客様のビジネスパートナーとしてDX推進のカギとなるデータの利活用から生み出される価値創出をサポートしてまいります。」

今回の販売強化に伴い、シュナイダーエレクトリックでは、これまでAVEVA製品が多く導入されてきた石油・ガス業界からさらにマーケットを広げ、自動車製造・消費財製造、成長著しいバッテリー製造などをはじめとする製造業界へのアプローチを展開します。2025年までに、AVEVA製品の取り扱い規模を、現在の約5倍に拡大する目標です。

なお、2023年1月にはシュナイダーエレクトリックによるAVEVAの完全買収が完了しています。今後両社のポートフォリオを組み合わせることで、顧客の業務全般にわたるデジタルトランスフォーメーションへの総合的なアプローチ提案を加速するとともに、エネルギー、炭素、および資源への依存を段階的に改善し、効率性と持続可能性を推進します。

AVEVA Insight ご紹介ページ (https://www.proface.com/ja/product/soft/aveva/insight)

【参考資料】AVEVA Insightについて
AVEVA Insightは、製造・プラント現場の設備データやプロセスデータを取得し、様々な形で可視化するソフトウェアとして、アジャイル開発による新しい機能の追加搭載で日々進化を遂げています。

 

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AVEVA Insight 構成イメージ

 

AVEVA Insightの最新機能・特長

  • データ可視化・共有機能:産業データをクラウド上で取得し、トレンドグラフやガントチャートなど様々な形式で可視化可能です。またそれらのグラフィックを自由にダッシュボードとして構築し、チームとオンラインで共有が出来ます。
  • AIによる予兆保全分析機能 (2021年追加):簡易分析から高度分析まで4段階の分析手法を搭載しており、規模やデータ活用の段階など状況の異なる様々なユーザーに対し最適な手法を提供することが可能です。
  • OEE(設備総合効率)分析機能: 簡単な設定で設備・製造ライン・工場全体の稼働状況の監視とトラッキングが自動で可能になり、日々のオペレーションの効率化に大きく貢献します。
  • 幅広い通信プロトコルに対応:OPC UAやMQTT、各種PLCドライバーといった通信プロトコルに対応しています。

シュナイダーエレクトリックが提供するアヴィバの製造業界向けソリューション

  • 産業システム用高速時系列データベース AVEVA™ Historian( Wonderware Historian)
  • 工場の能力を最大化するための事実を見つけるAVEVA™ BI Gateway(旧Intelligence)」
  • 産業オペレーション向けのクラウドプラットフォーム AVEVA™ Insight
  • シンプルでパワフルなエッジ用SCADA/HMI AVEVA™ Edge(旧 InTouch HMIInduSoft Web Studio)
  • PCベースで高速性と高信頼性を実現する監視システム向けパッケージソフトウェア AVEVA™ Plant SCADA (Citect SCADA)
  • 監視制御ソフトとして信頼と高い実績を誇る“SCADA”の代名詞 AVEVA™ InTouch HMI ( Wonderware InTouch)

Wiztopicブロックチェーン認定プラットフォームの導入

2019年10月2日から、シュナイダーエレクトリックは通信の安全性を確保するために、コンテンツについてWiztrustから認定を受けています。コーポレートコミュニケーションについては、WebサイトWiztrust.comで、信頼性を確認できます。
プレスリリースを表示 (pdf, 185 kb) 新しいウィンドウで開きます。
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