PowerChute Network Shutdown v3.1, v4.x, v5.x で、VMwareのHAアドミッションコントロールを使用時の注意事項を記載します。


【対象製品】
PowerChute Network Shutdown for Virtualization v5.x
PowerChute Network Shutdown for Virtualization v4.x
PowerChute Network Shutdown v3.1


【環境】
VMware


【注意事項】
HAアドミッションコントロールは、vSphereではデフォルトで有効になっています。
PowerChuteが仮想マシンにインストールされており、その仮想マシンが稼働するホストの電源がオンになった場合、
HAアドミッションコントロール、または適用されているアドミッションコントロールポリシーによってPowerChuteの自動起動を妨げる可能性があります。


【対処方法】
HAによってPowerChute仮想マシンが自動的に再起動できるようにするには、以下いずれかを実施してください。

・HAアドミッションコントロールを無効にする
・アドミッションコントロールポリシーによってPowerChute仮想マシンの起動を許可する

HAアドミッションコントロール設定の詳細については、VMware のドキュメントなどを参照してください。

アドミッションコントロールを無効すると、HAはPowerChuteを実行しているVMを自動的に起動するよう試み、
PowerChuteは関連するUPSの監視を始め、シャットダウンしたVMを自動的に再起動できるようになります。

公開先: Schneider Electric 日本