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バッテリー交換手順 Smart-UPS LCD (SMT1000J タワー)

Smart-UPS 1000 LCD (型番: SMT1000J) のバッテリー交換手順を説明します。

【ご注意】
UPS本体の購入時期をご確認ください。
SMT1000Jは 2012年より長期間販売している製品です。お手持ちの製品のご購入、使用開始時期をご確認ください。
本製品のサポート期間はご購入日から7年です。この製品サポート期間は設計上の標準使用期間とお考えいただき、
長期間使用していなかった製品を含め、7年を経過した製品はバッテリー交換ではなく
本体のお買い替えくださるようお願いいたします。

また、バッテリー交換いただき、ご使用されるなかでサポート期間が過ぎた時期において
製品の動作に不調、異常があった場合には製品故障が疑われますので、製品のご使用を中止してください。


【はじめに】
Smart-UPS 1000 LCD (型番: SMT1000J)交換用バッテリーキット型番: RBC6L です。あらかじめご用意ください。
なお、バッテリー購入前には一度UPS本体背面のバーコードラベルにて製品型番が "SMT1000J" であることをご確認ください。 *1
その他、作業上の注意点 や ホットスワップによるバッテリー交換について などページ下部に記載していますのでご確認ください。


● 製品外観
SMT1000JRBC6L
本体写真: SMT1000J
Smart-UPS 1000 LCD
交換用バッテリーキット写真: RBC6L
SUA1000J/SUA1000JB/SMT1000J 交換用バッテリーキット



【バッテリー交換手順】

● バッテリーの取り外し
1. フロントベゼルの上側両端をつかみ、外側に倒してベゼルを外します。

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2. 外したフロントベゼルをUPS本体の上部に置きます。
バッテリードアの 2個のネジを外します。

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3. バッテリードアを前側に倒します。

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4. バッテリーキットの引き出しタブを前面に引っ張り、バッテリーを引き出します。
バッテリーから 2本のバッテリーコネクター(下記丸部分) を外します。

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● 新しいバッテリーの装着
5. 交換用バッテリーキットの端子にUPSのバッテリーコネクターを接続します。
UPSから出ている赤いケーブルをバッテリーのプラス端子(赤)に接続します。
UPSから出ている黒いケーブルをバッテリーのマイナス端子(黒)に接続します。

・ バッテリーのコネクター接続時に端子の数mmの間で
小さなスパーク(火花)が見えることがありますが、問題ありません。

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6. バッテリーキットをゆっくりとUPS内部に押します。
この時バッテリーコネクターやケーブルがUPS内部の基板に当たらないよう注意してください。

7. バッテリーカバーを閉じて、2個のネジでバッテリーカバーを固定します。

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8. フロントベゼルを取り付けます。
フロントカバー下部の溝が本体バッテリードア部の下のフックに引っ掛けるようにして閉じてください。



バッテリー交換手順は以上です。
交換後のバッテリーが完全に充電されるまでには4時間以上かかりますが、
その間にご使用いただいて問題はありません。


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【バッテリー交換後の操作】

● UPS電源停止での交換の場合
電源を停止した状態で、バッテリー交換をした場合には、交換確認メッセージは表示されません。
バッテリー交換日付は次の操作にて手動で設定可能です。
ディスプレイメニューで、
[ Configuration (セッテイ) ] - [ Battery Install (バッテリ インストール) ]を表示し、
[ Enter ] ボタンを押下して点滅したら、月と年(西暦) を設定します。


ホットスワップによる交換の場合
・ バッテリー交換後に表示されるメッセージについて
バッテリーを交換したのちに新しいバッテリーを取り付けたかを確認するメッセージがディスプレイ上に表示されます。
交換を実施した場合には " Yes " を選択します。" New Battery Installed: No " と表示されますので、
上下ボタンで " Yes " を選択し、[ Enter ] ボタン押します。

DSP01

” Yes ” を選択すると、図のようなバッテリーインストールの日付の画面が表示されますので、
バッテリーを交換した月と年(西暦) を [ UP/DOWN ] ボタンで選択して [ Enter ] ボタンを押してください。

DSP02

・ バッテリー交換LEDを消灯させる
バッテリー交換LEDが点灯してしている際のホットスワップでのバッテリー交換では、
交換してもセルフテストを実行するまで交換LEDは点灯したままです。
交換後にバッテリー交換LEDを消灯させるためには、バッテリーを十分にチャージした後に
手動でセルフテストを実行いただくか、定期的なセルフテスト (デフォルトで2週間に一度)をお待ちいただくことで、
UPSが新しいバッテリーを認識し、バッテリー交換LEDが消灯します。

手動のセルフテストは、本体メニュー画面から
[ Test & Diags (テスト&シンダン) ] -  [ UPS Self Test (UPS セルフテスト) ] - "Yes" を選択して、
”Enter” ボタンを押してください。


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【ホットスワップでのバッテリー交換について】
本モデルは、ホットスワップでのバッテリー交換が可能です。かならず、下記注意点を確認のうえ交換してください。

・ UPS本体からバッテリーを外しているあいだは、UPSは負荷機器の保護ができず、
停電など電源障害が発生した場合にはUPSならびに負荷機器が停止します。
頻繁に電源障害が発生している場所でご使用の場合や重要な機器を接続されている際のUPSのバッテリー交換については
UPSを停止したうえでバッテリー交換をすることを推奨いたします。


【ご注意】
・ 重量物ですのでバッテリーの取り扱いには十分注意して作業を行ってください。
・ バッテリーを含む本体は約21kgとなります。本体の移動が必要となる際は2人以上で作業を行ってください。
・ 運搬時は機器を水平に保ち移動してください。
・ バッテリーのコネクター接続時に端子の数mmの間で小さなスパーク(火花)が見えることがありますが、問題ありません。
・ 内部保護カバー(バッテリードア) を取りはずした状態においては上部の内部基板に触れないよう注意して作業を行ってください。


【交換後の使用済みバッテリーについて】
交換後の使用済みバッテリーについては、弊社で承っております。
送料元払い(お客様負担)となりますが、事前の申し込みや処理費用は不要です。
購入したバッテリーキットの梱包箱は捨てずに取り外したバッテリーの送付時にご利用ください。​​​​​​
参考: APC UPS 使用済みバッテリー発送方法


【参考】
・ファイルでの入手を希望の場合は仕様書にも記載があります。 対象UPSの仕様書をダウンロードし、
”バッテリー交換”の項目をご確認ください。
参考: APCブランド UPS各製品 仕様書のリンク


*1 製品型番がご不明な場合の参照先:
Smart-UPS LCD (SMTシリーズ, SMXシリーズ) 製品型番・シリアル番号の確認方法

Schneider Electric 日本

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