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Symmetra LXシリーズのバッテリモジュールと火災予防条例
Symmetra LXシリーズ(タワー型及びラックマウント型)と火災予防条例について記述しています。
1. 火災予防条例について:
無停電電源装置を設置すること等により、バッテリ容量(Ah・セル)の合計が4800Ah・セル以上となるときは、専用不燃区画に設置する必要があります(火災予防条例準則第11 条、13 条)。
詳しい内容を所轄消防署にお問い合わせの上、「設置届書」をご提出ください。
2. 装置のバッテリ容量:
バッテリ容量の計算式は以下のようになります。
容量(Ah・セル)=単電池(セル)あたりの定格容量(Ah:鉛畜電池では20 時間率を基準)×単電池数(セル)
3. 計算方法:
Symmetra LXのバッテリモジュール(SYBT5FR) は、12V/9Ahのバッテリを10個使用しています。
また、使用されている小形鉛蓄電池は1セル当たり電圧が2Vのため、1台のバッテリモジュール内のセル数は、120V÷2V=60(セル)となります。
セルの定格容量は9Ah(20時間率)であるので、バッテリモジュール1台当たりのバッテリ容量は、9(Ah)×60(セル)(Ah) =540(Ah・セル)/1台となります。
SYBT5FR・540(Ah・セル)×8 台 = 4320(Ah・セル)となり、バッテリモジュール9台目から 4800(Ah・セル)を超えるため規制対象となります。
4. 計算結果:
Symmtra LXのバッテリモジュール(SYBT5FR)を 9台以上使用する場合、火災予防条例の規制対象となります。
公開先:Schneider Electric 日本
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