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ConF>FULL>CtL- | CHCF | チャンネル設定 | SIM:非分割モード SEP:分割モード | SIM | P.159 |
Fr1 | リファレンスチャンネル1 (Frequency Channel 1) | AI1~AI3:アナログ入力端子1~3 LCC:リモートディスプレイ Mdb:内蔵Modbus CAn:内蔵CANopen nEt:通信カード PI:パルス入力 AIUI:ジョグダイヤル 他 | AI1 | P.158 | |
Cd1 | コマンドチャンネル1 (Command Channel 1) | tEr:端子 LCC:リモートディスプレイ Mdb:内蔵Modbus CAn:内蔵CANopen nEt:通信カード | tEr | P.159 |
CHCF=SIM の場合、運転指令と周波数指令の制御元は統一されており、[Fr1] の設定値がすべての制御元となります。
この時、制御元は統一されているため、[Cd1] は非表示となっております。
また、CHCF=SEPと設定することで、運転指令と周波数指令の制御元を分けることが出来ます。
▼設定方法
1. CHCF=SEPと設定します。
※変更時、2秒以上長押ししてください。長押ししていない場合は未決定状態となり赤枠箇所が点滅します。長押しされ決定した場合は点灯状態になります。
2. 周波数指令をどこから行いたいかにより [Fr1] の設定を変更します。
3. 運転制御をどこから行いたいかにより [Cd1] の設定を変更します。
運転制御は端子(LI1で正転)のまま、周波数制御をジョグダイヤルを使用した仮想アナログ入力から行う場合
・CHCF=SEP
・Fr1=AIUI
・Cd1=tEr
と設定することで対応可能です。
ジョグダイヤルを使用した仮想アナログ入力にて周波数制御を行う場合、
rdy表示からジョグダイヤルを2回押すことで設定画面に入ることが出来ます。値の変更後に都度ENTキーを押す必要はありません。
表示単位は「%」でLSP~HSPを0~100%換算したものとなります。単位については変更はできません。
(例)LSP=0Hz、HSP=50Hzの場合、50%=25Hz
運転制御は端子(LI1で正転)のまま、周波数制御をジョグダイヤルまたはリモートディスプレイから行う場合
※リモートディスプレイから制御する場合は、オプション品のリモートディスプレイ(VW3A1006またはVW3A1007、VW3A1101)を
操作表示器用ケーブル(VW3A1104R*0)でインバーターと接続する必要があります。
・CHCF=SEP
・Fr1=LCC
・Cd1=tEr
と設定することで対応可能です。
ジョグダイヤルまたはリモートディスプレイにて周波数制御を行う場合、
rdy表示からジョグダイヤルを2回押すことで設定画面に入ることが出来ます。値の変更後に都度ENTキーを押す必要はありません。
表示単位は「Hz」で-599Hz~599Hzの範囲で変更できますが、HSPを超えた値は表示に関係なくすべて[HSP]となります。単位については変更はできません。
(例)LSP=0Hz、HSP=50Hzの場合、50Hz表示であれば50Hz。70Hz表示であれば50Hz(上限は [HSP] のため)
※オプションのグラフィック表示端末(VW3A1101)を用いた操作画面
運転制御はリモートディスプレイに変更し、周波数制御を端子から行う場合
※オプション品のリモートディスプレイ(VW3A1006またはVW3A1007、VW3A1101)を操作表示器用ケーブル(VW3A1104R*0)でインバーターと接続する必要があります。
・CHCF=SEP
・Fr1=AI1
・Cd1=LCC
と設定することで対応可能です。
リモートディスプレイにて運転制御を行う場合、
リモートディスプレイ上の [RUN]ボタン、[STOP/RESET]ボタンより運転信号を入れることが出来ます。
対象機種:ATV320シリーズ
参考資料:ATV320シリーズ プログラミングマニュアル