ジョグダイヤルにてモーターの回転数を制御する方法は2つあります。
【仮想アナログ入力にて制御】
設定手順1:
[ConF]-[Full]-[Ctl-]-[CHCF] Profile
[CHCF]を[SEP](分割)にしてください。工場出荷時設定は[SIM](非分割)となります。
なお、非分割のままリファレンス(Fr1もしくはFr2)を変更すると、デジタル入力端子LI1での運転開始が反応しません。
※SEPに切り替えた後、JOGダイヤルを2秒以上長押ししてくさい。
長押ししていない場合は未決定状態となり赤枠箇所が点滅します。長押しされ決定した場合は点灯状態になります。
設定手順2:
[ConF]-[Full]-[Ctl-]-[Fr1] Ref.1 channel もしくは、[Fr2] Ref.2 channel
リファレンス設定(周波数設定)を[AIV1]にしてください。※SEPが設定されていない場合は表示されません。
[AI virtual 1] (AIV1): ジョグダイヤルを使用した仮想アナログ入力
※[ConF]-[Full]-[Ctl-]-[Cd1] Cmd Channel 1が初期状態のtEr(端末)となっていれば、
LI1で開始/停止、ジョグダイヤルで周波数設定が可能です。
運転時の周波数設定方法:
メイン画面からジョグダイヤルを2回押下し、REF画面の[AIV1]に入ってください。
本体の表示は0~100 %の値、設定可能範囲はLSPからHSPの周波数となります。
周波数の変更をしたい時にENTキーを押す必要はありません。
【グラフィック表示端末またはリモート表示端末にて制御】
この設定はオプションのグラフィック表示端末またはリモート表示端末を使用する前提ですが、
オプションが無くても本体のジョグダイヤルでも操作が可能です。
設定手順1:(上記と同様)
[ConF]-[Full]-[Ctl-]-[CHCF] Profile
[CHCF]を[SEP](分割)にしてください。工場出荷時設定は[SIM](非分割)となります。
なお、非分割のままリファレンス(Fr1もしくはFr2)を変更すると、デジタル入力端子LI1での運転開始が反応しません。
※SEPに切り替えた後、JOGダイヤルを2秒以上長押ししてくさい。
長押ししていない場合は未決定状態となり赤枠箇所が点滅します。長押しされ決定した場合は点灯状態になります。
設定手順2:
[ConF]-[Full]-[Ctl-]-[Fr1] Ref.1 channel もしくは、[Fr2] Ref.2 channel
リファレンス設定(周波数設定)を[LCC]にしてください。
※[HMI] (LCC): グラフィック表示端末またはリモート表示端末を使用した周波数入力
運転時の周波数設定方法:
メイン画面からジョグダイヤルを2回押下し、REF画面の[LFr]に入ってください。
本体の表示は-599.0~+599.0 Hzの値、設定可能範囲はインバーターが設定可能な周波数となります。
周波数の変更をしたい時にENTキーを押す必要はありません。
設定可能範囲の制限をかけることが出来ないのでご注意ください。
※オプションのグラフィック表示端末(VW3A1101)を用いた操作画面
補足:命令について
Fr1、Fr2:メインとなる操作方法や周波数の制御方法の選択となります。
Cd1、Cd2:CHCF(チャンネル設定)をSEP(分割モード)に設定している時に運転信号の入力チャンネルを設定します。
(例 [Terminals] (tEr): 本体上の端子)
マニュアルについては下記のページから日本語のダウンロードが可能です。
https://www.proface.com/ja/node/39311