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ConF>FULL>SEt- or ConF>FULL>drC- | SFr | スイッチング周波数 | 2~16kHz | 4kHz | P.97, 122 |
パラメーター [SFr] より変更が可能です。
モーターサージ制限[SUL] の設定が行われている場合、スイッチング周波数[SFr] の最大値は4kHzに制限されます。
スイッチング周波数を上げることによって、より高速でスイッチングするためモーターを滑らかに回転させることができるようになり、モーター音が軽減されます。
一方で、スイッチングを高速にすることで、よりノイズが発生しやすくなる、効率悪化により発熱する等の影響が考えられます。
そのため、EMCフィルタを使用していない場合、SFr≦4kHz での使用が望ましいです。
ノイズ対策については、EMCフィルタを使用すると漏れ電流が増加しますので、代わりにラインノイズフィルタ等のご使用をご検討ください。
参考FAQ:
ATV320シリーズ/ モータからの磁気騒音(モーターノイズ)を下げることはできますか?
インバーター/ EMCフィルター使用時は漏れ電流が増加しますか?
なお、温度が過度に上昇した場合、ドライブは自動的にスイッチング周波数を下げ、温度が正常に戻るとリセットします。
高速モーターの場合、スイッチング周波数は8kHz, 12kHz または 16kHz に設定することを推奨します。
対象機種:ATV320シリーズ
参考資料:ATV320シリーズ プログラミングマニュアル
公開先:Schneider Electric 日本

