| メニュー | コード | 詳細 | 設定範囲 | 初期値 | マニュアル |
| AUF>F--- | F111 | デジタル入力 F端子 割り当て | 0~73 ※添付参照 | 2:正転 | P.100 |
| F112 | デジタル入力 R端子 割り当て | 6:PS1 | |||
| F113 | デジタル入力 RES端子 割り当て | 10:リセット | |||
| F109 | VIA端子 アナログ/デジタル設定 | 0:アナログ入力 1:デジタル入力(シンク) 2:デジタル入力(ソース) | 0:アナログ入力 | ||
| F118 | デジタル入力 VIA端子 割り当て | 0~73 ※添付参照 | 7:PS2 | ||
| AUF | Sr1 | プリセット速度 1 | LL~UL(Hz) | 15Hz | P.123 |
| Sr2 | プリセット速度 2 | 20Hz | |||
| Sr3 | プリセット速度 3 | 25Hz | |||
| Sr4 | プリセット速度 4 | 30Hz | |||
| Sr5 | プリセット速度 5 | 35Hz | |||
| Sr6 | プリセット速度 6 | 40Hz | |||
| Sr7 | プリセット速度 7 | 45Hz |
多段速(高速、中速、低速 等)で周波数を設定したい場合には「プリセット速度」の機能をご使用ください。
▼設定方法
1.必要とする変速数に応じて空いているデジタル入力端子またはVIA端子(デジタル入力設定)へ「6~8:PS1~PS3」を割り当てます。
2.それぞれの指令速度の周波数を [Sr1]~[Sr7] に設定します。
2速必要とする場合
デジタル入力端子またはVIA端子(デジタル入力設定)へ「6:PS1」を割り当て、[Sr1] に周波数を設定します。
各デジタル入力端子ごとに高速、中速、低速と設定したい場合
デジタル入力端子またはVIA端子(デジタル入力設定)へ「6:PS1」(例:高速)、「7:PS2」(例:中速)、「8:PS3」(例:低速)を割り当て、
[Sr1] に1速、[Sr2]=[Sr3] で1速、[Sr4]=[Sr5]=[Sr6]=[Sr7] で1速というように周波数を設定します。
また、この時 「6:PS1」(例:高速)< 「7:PS2」(例:中速)< 「8:PS3」(例:低速)となり、「8:PS3」の信号が優先されます。
「6:PS1」と「7:PS2」の信号が同時に入った場合、「7:PS2」の信号が優先されます。
▼使用方法
プリセット速度の機能は速度指令のため、運転させるには別途運転指令が必要となります。
「6~8:PS1~PS3」が割り当てられたデジタル入力端子またはVIA端子(デジタル入力設定)をアクティブにすると同時に、
運転指令(初期値:F111=2 正転信号)もアクティブにする必要があります。
注意事項:
・プリセット速度の周波数設定は、設定可能な範囲内(0~400Hz)であれば自由に数値を変更できますが、
実際の設定範囲は、最小速度は [LL]、最大速度は [UL] までに制限されます。よって、プリセット速度は、[LL]~[UL] の範囲内で周波数を設定してください。
・「6~8:PS1~PS3」の信号が入らない場合、Reference(初期値:FMOd=1 VIA端子からのアナログ入力がない場合は [LL]) の設定に従います。
・CMOd=0(端子)の設定でのみプリセット速度の機能は使用可能です。
・VIA端子をデジタル入力端子として使用する場合、「SW100スイッチをU(電圧)」に設定ください。
また、シンク回路で使用する場合、4.7kΩ(1/2W)抵抗をP24端子とVIA端子の間に接続ください。
対象機種:ATV212シリーズ
参考資料:ATV212 Programming Manual 参考設定例 P.46
参考Video: