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PowerChute Business Edition for Windows v10.0 セットアップ手順
なお、以降PowerChute Business Editionは PCBE と記載します。
【対象製品】
PowerChute Business Edition v10 (v10.0.0 ~ 10.0.5)
(はじめに)
PowerChute Business Edition v10.0をインストールしたのち、以下手順にて自動シャットダウンを設定してください。
* インストール手順については APC PowerChute Business Edition v10.0 Windows インストール手順 をご確認ください。
【セットアップ手順】
1. PCBEをインストール済みのコンピューターよりPowerChuteエージェントを起動する。
Webブラウザーより直接アクセスする場合には、以下いずれかの形式でアクセスしてください。
・ https://IPアドレス:6547 でのアクセス
・ https://ホスト名:6547 でのアクセス
● 初期セットアップ
2. PCBEのメニューより
[シャットダウン] ▼ [初期セットアップ] をクリックします。
図: PowerChute Business Edition初期セットアップメニュー選択
3. 初期セットアップ画面に遷移しますので、[次へ] をクリックします。
図: 初期セットアップ画面
● 初期セットアップ - コンセントの設定
4. コンセント設定をします。
4-1. PowerChute エージェントがインストールされているコンセントグループを選択してください。
PowerChute エージェントがインストールされたコンピュータがコンセントグループ1に接続されている場合はチェックボックスにチェックを入れてください。
異なる場合、チェックを入れずプルダウンでコンセントグループを選択してください。
4-2. コンセントグループの名前を設定し、[次へ] をクリックします。
コンセントグループの名前の設定はいつでも変更可能です。
図: コンセントの設定画面
● 初期セットアップ - シャットダウン設定
5. シャットダウン設定をします。
5-1. 電源障害設定で停電時のシャットダウン動作のいずれかを選択します。
5-2. OSがシャットダウンする時間を設定します。
5-3. コマンドファイルにてOSシャットダウンをおこなう場合、コマンドファイルの選択にて設定してください。
コマンドファイルがない場合、設定はスキップしてください。
5-4. シャットダウンサマリを確認し、[次へ] をクリックします。
図: シャットダウン設定画面
項目 | 動作 |
即時 | 停電時に即時にシャットダウンシーケンスに移行します |
[UPSのバッテリー状態が 次の時間経過後] (単位: 秒) | 停電発生から任意の時間経過後にシャットダウンシーケンスへ移行します |
ランタイム制限で (単位: 秒) | ランタイムが任意の時間を下回った場合にシャットダウンシーケンスへ移行します |
停電時もシャットダウンしない | 停電時にバッテリーが尽きるまで機器をバックアップし、 シャットダウンシーケンスには移行しません |
"即時"は、停電等の電源障害が発生し、UPSがバッテリー運転に切り替わると、すぐにPCBEのシャットダウンシーケンスが実行されます。
短い停電であってもサーバーがシャットダウンする項目のため、UPSのランタイム (バックアップ時間) が十分にある構成の場合には、
他の項目を選択いただくことをお勧めいたします。
● 初期セットアップ - コンセントシーケンス
6. コンセントグループ タブを切替えて各コンセントグループの設定を確認してください。
なお、電源復旧時に自動起動をさせたい場合、[AC商用電源復旧時にすべてのコンセントグループを自動的に電源オン] にチェックしてください。
図: コンセントシーケンス設定画面
● 初期セットアップ - スケジュールされたシャットダウン
7. 必要に応じてスケジュールシャットダウンを設定し、[完了] をクリックします。
スケジュールシャットダウン設定をしない場合でも、初期セットアップを終了できます。この場合、設定せずに[完了] をクリックします。
セットアップ手順は以上です。
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【参考】
・HTTPSを使用してPowerChuteエージェントのウェブユーザーインターフェイス(Web UI) にアクセスするには、
Webブラウザーの設定でSSL3.0 または TLS1.2以上を有効にします。
PowerChuteエージェントを表示すると、Webブラウザーでセキュリティ認証の信頼性がないことを示すエラーメッセージが表示されます。
これを管理するにはPowerChuteエージェントのウェブユーザーインターフェイス(Web UI) へのアクセスを参照してください。