メニュー | コード | 詳細 | 設定範囲 | 初期値 | マニュアル |
ConF>FULL>CtL- | Fr1 | 速度指定チャンネル設定1 | AI1~AI3:アナログ入力端子1~3 他 | AI1 | P.158 |
ConF>FULL>I_O->AI3- | AI3t | AI3(アナログ入力3)設定 | 0A:電流入力 0~20mA | 0A | P.137 |
CrL3 | 0%のAI3電流スケーリングパラメーター | 0~20.0mA | 0mA | ||
CrH3 | 100%のAI3電流スケーリングパラメーター | 20.0mA |
アナログ電流入力(4-20mA)による周波数制御は可能です。
ATV320シリーズではアナログ入力端子が3つあり、そのうち電流入力に対応しているのはAI3端子のみとなります。
デフォルト設定ではAI1端子からの電圧入力による周波数制御となっているため、設定変更が必要となります。
▼設定方法
1. Fr1=AI3に変更します。これにより周波数制御がAI1端子からの入力ではなくAI3端子からの入力により行われます。
2. 工場出荷時設定では、0~20mAの範囲で入力を受けますので、CrL3=4.0mAに変更します。
これにより4~20mA範囲の入力電流を [LSP]~[HSP] に対応させます。
参考:ATV320シリーズ/ 運転できる周波数の範囲を変更する方法は?
▼使用方法
アナログ入力端子からの入力は速度指令のため、運転させるには別途運転指令が必要となります。
運転指令(初期値:LI1=正転信号)をアクティブにしたうえで、アナログ入力の値を変更することで周波数の変更が可能となります。
補足:
本FAQでは電流でのスケーリングを例としていますが、[Fr1] を [AI1] や [AI2] に設定することで電圧でのスケーリングも可能となります。
AI2端子の AI2t=n10U の設定時を除いて、負の値での制御はできないため、
逆転動作を行うには運転指令を正転信号ではなく逆転信号をアクティブにすることでご対応ください。
逆転信号の設定方法
[rrS] に空いているデジタル入力端子を割り当て、アクティブにすることで逆転信号を有効にすることができます。
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ConF>FULL>I_O- | rrS | 逆転信号 | nO:無効 LI1~LI6:デジタル入力端子1~6 他 | LI2 | P.129 |
■ 配線について
AI3端子とCOM端子をご使用ください。
対象機種:ATV320シリーズ
参考資料:ATV320シリーズ プログラミングマニュアル
公開先:Schneider Electric 日本

