ATV212シリーズにてModbus RTU通信を行う場合、「RJ45」または「オープンスタイルコネクタ」を使用します。


まず、共通設定として以下の設定を行います。
※運転制御と周波数制御を分ける場合はそれぞれ最適な設定を行ってください。
CMOd = 2
FMOd = 4

■RJ45を使用する場合
1.　F807 通信チャンネルを「0」に設定します　※1の設定のままだと通信ができません
2.　接続機器に合わせて通信設定を行います
通信速度：F800
パリティ：F801
スレーブ番号：F802
タイムアウト：F803

■オープンスタイルコネクタを使用する場合
1.　F807 通信チャンネルを「1」に設定します　※0の設定だと通信ができません
2.　接続機器に合わせて通信設定を行います
スレーブ番号：F802
タイムアウト：F803
通信速度：F820
パリティ：F821
ネットワーク設定：F829 = 1


ATV212シリーズのModbus RTU通信にて対応しているファンクションは以下となります。
通信がうまくいかない場合、Code3とCode6、1回に読み書きするワード数は1ワードとして通信をお試しください。


通信アドレスについては「ATV212 Modbus manual」（英語のみ）よりご確認ください。
https://www.se.com/us/en/download/document/S1A53844/

（例）
Command word（アドレス：64000/16#FA00）：bit10をONで運転
Frequency setpoint（アドレス：64001/16#FA01）：0.01Hz単位のため60Hzは6000と入力

公開先: Schneider Electric 日本