PowerChute Serial Shutdown for Business (PCSS for Business) インストールガイドのカテゴリー、
タイプBのUPS (販売終了のUPSのシリアルポートD-Sub9pin形状)で、UPS Interface Expander 2 (AP9624)を使用した際の
シンプルシグナリングでのシャットダウン待機時間を説明します。

(注意事項)
本コンテンツの説明内容は、販売終了のUPSの
Smart-UPS SUシリーズ, Smart-UPS SUAシリーズ,  Smart-UPS SURTシリーズのみが対象です


【対象製品】
・PowerChute Serial Shutdown for Business
・UPS Interface Expander 2 (AP9624)

UPS本体
タイプBのUPS (すべて販売終了製品)
・Smart-UPS SUシリーズ
・Smart-UPS SUAシリーズ
・Smart-UPS SURTシリーズ


【説明】
UPSの通信ポートと接続しているマスターサーバーと
UPS Interface Expander 2 (AP9624)で通信しているクライアントサーバーに対して
シャットダウンコマンド発行後、UPSには電源オフコマンドが発行されてUPSの出力がオフになります。

すべてのクライアントサーバーのグレースフルシャットダウンを確実に行うために、
この電源オフコマンドの遅延時間は、マスターサーバーのシャットダウン設定画面の
「オペレーティングシステムのシャットダウン時間」および「ランタイム制限時間」に
設定された値が等しくなければなりません。

【注意すべき仕様】
タイプBのUPS ^*1 の場合は、10分以上の待機時間(任意設定)を設定すると、
[ ランタイム制限時 ] に設定した値に対して、時間が追加されます。
各待機時間については、次の表を参照してください。

表. タイプB UPSの待機時間

ユーザー指定の待機時間 (ランタイム制限時間)	Interface Expander 2で 発生する遅延時間
2分	追加の遅延なし (合計 2分)
5分	追加の遅延なし (合計 5分)
7分	追加の遅延なし (合計 7分)
10分	6分 (合計 16分)
12分	6分 (合計 18分)
15分	6分 (合計 21分)
18分	6分 (合計 24分)
20分	12分 (合計 32分)

^*1 タイプBのUPSデバイスは、販売終了のSmart-UPS SUシリーズ, Smart-UPS SUAシリーズ,  Smart-UPS SURTシリーズが対象です。

公開日: 2023年10月12日

公開先:Schneider Electric 日本