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本日はどのようなご用件でしょうか?
PowerChute Serial Shutdown for Business イベント ”長時間低電圧状態”

PowerChute Serial Shutdown for Business (PCSS for Business)の警告イベント "長時間低電圧状態" を説明します。


【対象製品】
下記のUPSで使用している場合に、本イベントが発生することがあります。

ラインインタラクティブ方式のUPS
・Smart-UPS LCD SMTシリーズ
・Smart-UPS X SMXシリーズ


【概要】
少なくとも 1時間以上にわたって、ラインインタラクティブ方式のUPSの機能の AVR Boost による
低電圧に対する電圧調整 (昇圧) が連続で行われていることを示します。

これは、UPSが接続されている商用電源が低電圧の状態であることに対して、
UPS内部で電圧を上げて、約100Vに近づけて負荷機器に電源を出力していることを示します。

本イベントが発生した場合には、UPSに供給されている入力電圧の品質を改善する必要があります。

・ AVR Boostとは
ラインインタラクティブ方式のUPSに標準搭載している自動電圧調整(AVR)機能のうち、
ご使用の環境で商用電源の電圧が、UPSに設定された "切り替え電圧下限" を下回った場合に作動し、
UPSにつながっている負荷機器に対して電圧を上げて供給します。
切り替え電圧下限で設定されている値はメニューの [ UPS名 ] - [ UPS設定 ] の 電源設定の項目で確認, 変更できます。

【動作】(PCSS for Business)
ご使用環境の状態を警告するメッセージであり、PCSS for Business上のステータスとして表示されます。
本イベントによってPCSS for BusinessでのOSシャットダウンなど実行することはありません。


【要因】
本イベントが発生した場合には、UPSに供給している入力電圧が少なくとも1時間以上にわたって
切り替え電圧下限を下回っていることを示します。


【対処方法】
長時間低電圧状態はデフォルト値で92Vを下回った状態から戻り値の95V以上になることがない状況が
1時間以上継続していることから、UPSで保護されていますが、この電圧が低いことに対して
電源環境の見直しが必要と考えられます。
本イベントが発生している場合では、AVR Boostが作動し続けていますが、この機能が作動していることによって、
UPSの寿命等に影響はありません。また、UPSからは負荷機器が問題なく動作するように昇圧して
100Vに近い電圧で供給していることで、負荷機器にも問題は生じません。

データログに記録されない瞬間的な電圧変動で切り替え電圧下限の値を下回ることでも作動し、
UPSの入力電圧が切り替え電圧上限の値に対して、+3V上回るまで解除されません。

なお、一日に何度もAVR Boostが作動、解除しているログがある場合や、
” 低電圧状態頻発” イベントが発生する状況が続くと想定した期待寿命より早くUPSが故障する原因になることから、
UPSの入力電源の見直しが必要です。

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