| メニュー | コード | 詳細 | 設定範囲 | 初期値 | マニュアル |
| AUF | FMod | リファレンスチャンネル1 | 1:VIA端子 2:VIB端子 3:グラフィックディスプレイ 4:通信 5:+/- Speed | 1:VIA端子 | P.87 |
| AUF>F--- | F207 | リファレンスチャンネル2 | 1:VIA端子 2:VIB端子 3:グラフィックディスプレイ 4:通信 5:+/- Speed | 2:VIB端子 | P.88 |
| F200 | 自動/手動 リファレンス切替え | 0:有効(手動切替え可) 1:無効(手動切替え不可) | 0:有効 | P.118 | |
| F111 | デジタル入力 F端子 割り当て | 0~73 ※添付参照 | 2:正転 | P.100 | |
| F112 | デジタル入力 R端子 割り当て | 6:PS1 | |||
| F113 | デジタル入力 RES端子 割り当て | 10:リセット |
アナログ入力のVIA端子、VIB端子間の入力や、VIA端子(VIB端子)とグラフィックディスプレイ間の入力など周波数指令の制御元を切替えることが可能です。
周波数指令についてのメインの制御元である [FMod] から 「38:リファレンス切替え」を割り当てたデジタル入力端子のON/OFFによって、
周波数指令についてのサブの制御元である [F207] と切り替える方法と固定条件により自動で切り替える方法があります。
■ 接点にて手動でリファレンスを切り替える場合
1. F200=0(工場出荷時設定)であることを確認します。
2. 「アナログ入力 VIA端子、VIB端子間で切り替える」と仮定した場合、FMod=1、F207=2(工場出荷時設定)であることを確認します。(FMod=2、F207=1でも可)
3. デジタル入力端子(F111~F113)のいずれかを「38:リファレンス切替え」に変更し、[FMod] と [F207] の接点による切り替えを可能にします。
「F112=38 に設定し、R端子で切り替える」と仮定した場合、
R端子がOFFの時 [FMod]の設定(VIA端子からの入力)が有効、R端子がONの時 [F207]の設定(VIB端子からの入力)が有効となります。
■ 自動でリファレンスを切り替える(接点を使用しない)場合
1. F200=1に変更し、手動でのリファレンス切替えを無効にします。
2. 「アナログ入力 VIA端子、VIB端子間で切り替える」と仮定した場合、FMod=1、F207=2(工場出荷時設定)であることを確認します。(FMod=2、F207=1でも可)
F200=1 に設定すると、仮に「接点にて手動でリファレンスを切り替える場合」のように
デジタル入力端子に「38:リファレンス切替え」の設定を行ったとしても、そのデジタル入力端子のON/OFFにて [FMod] と [F207] が切り替わりません。
[FMod] に設定した制御元(例:VIA端子)からの値が「1Hz未満」になった時、自動的に [F207] に設定した制御元(例:VIB端子)からの値を受け付けます。
つまり、以下のような動作となります。
・[FMod] からの入力1Hz以上:[FMod] に設定した制御元からの制御(F207から入力があっても関係なし)
・[FMod] からの入力1Hz未満:[F207] に設定した制御元からの制御
対象機種:ATV212シリーズ
参考資料:ATV212 Programming Manual
公開先: Schneider Electric 日本

