このページでは、PowerChute Business Edition、またはPowerChute Serial Shutdownにおいて、
サービス起動時にUPSとの通信障害(通信なし)が発生する問題と、その回避策について説明しています。
【問題の概要】
PowerChuteのサービス起動時、イベントログに「通信なし」が表示され、UPSとの通信確立ができない
【対象製品】
・PowerChute Business Edition v10.0.2以降のバージョン
・PowerChute Serial Shutdown v1.1までのバージョン
【問題の発生条件】
以下の2つの条件下で、本事象が発生することがあります
・UPSとの接続ケーブルに、シリアルケーブルを使用している
・サーバ機を再起動し、PowerChuteのサービスが自動起動の設定にしている(初期設定)
【原因】
PowerChuteのサービス起動時に、OSのシリアルデバイスへのアクセスに失敗した場合、
PowerChuteは本来の通信ボーレートとは異なる数値を再設定し、通信確立のリトライを繰り返していたことが要因です。
これは、OS起動時のPowerChuteサービスの起動が早すぎる場合に、発生する確率が高くなります。
【回復策 1】
・OS起動後に本事象が発生した時は、PowerChuteのサービスを再起動してください
→ 再起動によって、本来の通信ボーレートで再度通信確立を試みます
【回避策 2】
・PowerChuteサービスの起動オプション(スタートアップの種類)を自動 (遅延起動)に設定します
→ OS側でシリアル通信の準備が整う時間を確保した後、PowerChuteサービスの起動が可能となります。
これにより、サービス起動が早すぎることを防ぎます。
*本事象はPowerChute Serial Shutdown v1.3で修正が予定されています。
それまでは上記の回避策を暫定対応として実施してください。
サービス起動時にUPSとの通信障害(通信なし)が発生する問題と、その回避策について説明しています。
【問題の概要】
PowerChuteのサービス起動時、イベントログに「通信なし」が表示され、UPSとの通信確立ができない
【対象製品】
・PowerChute Business Edition v10.0.2以降のバージョン
・PowerChute Serial Shutdown v1.1までのバージョン
【問題の発生条件】
以下の2つの条件下で、本事象が発生することがあります
・UPSとの接続ケーブルに、シリアルケーブルを使用している
・サーバ機を再起動し、PowerChuteのサービスが自動起動の設定にしている(初期設定)
【原因】
PowerChuteのサービス起動時に、OSのシリアルデバイスへのアクセスに失敗した場合、
PowerChuteは本来の通信ボーレートとは異なる数値を再設定し、通信確立のリトライを繰り返していたことが要因です。
これは、OS起動時のPowerChuteサービスの起動が早すぎる場合に、発生する確率が高くなります。
【回復策 1】
・OS起動後に本事象が発生した時は、PowerChuteのサービスを再起動してください
→ 再起動によって、本来の通信ボーレートで再度通信確立を試みます
【回避策 2】
・PowerChuteサービスの起動オプション(スタートアップの種類)を自動 (遅延起動)に設定します
→ OS側でシリアル通信の準備が整う時間を確保した後、PowerChuteサービスの起動が可能となります。
これにより、サービス起動が早すぎることを防ぎます。
*本事象はPowerChute Serial Shutdown v1.3で修正が予定されています。
それまでは上記の回避策を暫定対応として実施してください。