メニュー | コード | 詳細 | 設定範囲 | 初期値 |
[Simply Start] ↓ [Simply start] (F1キー) ※下記のアクセス方法も可 | [2/3-Wire Control] TCC | 制御タイプ | [2-Wire Control] 2C:2線式制御 [3-Wire Control] 3C:3線式制御 | [2-Wire Control] 2C |
[Complete settings] ↓ [Command and Reference] | [2-wire type] TCT | 2線式制御設定 | [Level] LEL:レベル [Transition] TRN:電圧変化 [Level With Fwd Priority] PFO:正転優先 | [Transition] TRN |
マニュアル検索ワード | 2-wire control (level commands) |
デフォルト設定で正転信号が割り当たった DI1 を 0V または 24V と常時短絡させ電源投入すると、
電源投入とともにインバーターのグラフィックディスプレイ左上に「NST」と表示され、運転しません。
事前に以下設定を行うことで電源投入と同時にモーターを運転させることができます。
▼設定方法
1. [2/3-Wire Control] TCC=[2-Wire Control] 2C(初期値)2線式制御となっていることを確認します。
2. [2-wire type] TCT=[Level] LEL と設定を変更することで電圧変化ではなく、ビットの状態を見て運転信号の入力を認識します。
※[Level] LEL は [2/3-Wire Control] TCC=[2-Wire Control] 2C の設定でない場合、パラメーターが非表示となります。
注意:
[2-wire type] TCT=[Level] LEL に設定されていると電源投入時に運転信号が入っていると「NST」で停止しません。安全上問題がないか事前にご確認ください。
また、電源の投入を頻繁に行う場合、突入電流によりインバーターの寿命が短くなる恐れがあります。
その場合は常時電源を入れ、運転信号の入切にて制御をご検討ください。
対象機種:ATV600シリーズ、ATV900シリーズ
参考資料:ATV600 Programming manual 、ATV900 Programming manual