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PowerChute Network Shutdown v4.0以降 アドバンスドUPS構成で複数の異なるコマンドファイルを実行する場合の注意事項

PowerChute Network Shutdown をアドバンスドUPS構成で、複数のコマンドファイルを設定した場合に
Network Management Card のUPSターンオフ時間が想定より大きくなる発生条件がありますのでご確認ください。


【対象製品】
PowerChute Network Shutdown v4.0以降


【概要】
PowerChute Network Shutdown に登録されたNetwork Management Card の Power Off Delayの値(UPSのターンオフ時間) が、
PowerChute の設定によって想定値より大きくなる場合があります。
PowerChute の設定 またはバッテリーの状態 (十分に充電ができていない場合やバッテリーの劣化) によっては
ターンオフ時間がバッテリー運転可能な時間を超える可能性があり、安全なシャットダウンができなくなります。


【発生条件】
PowerChute の設定で以下の3点を満たす場合、Network Management Card のPower Off Delayの設定値について注意が必要です。

・アドバンスドUPS構成(高度なUPS構成) で、2つ以上のUPSグループを構成
・PowerChute のシャットダウン設定にて、各グループでコマンド実行を有効にしている
・PowerChute のシャットダウン設定にて、各グループに異なるコマンドファイルを設定している


【詳細】
アドバンスドUPS構成(高度なUPS構成) の各UPSグループに指定されたコマンド実行ファイルが異なるファイルの場合、
それぞれのコマンド実行のための所要時間が合算され、Network Management CardのPower Off Delayの値に反映されます。

本仕様は、以下のシャットダウンシナリオを想定したためです。


(構成例)
・1台の物理Windowsマシン (PowerChute Network Shutdown v4.1)
・2台のStorageサーバー
・3台のUPS (3つのアドバンスドUPS Group: 物理Windowsマシン用1台 + Storageサーバー用2台)


この例では、異なるコマンドを指定した場合は、指定されたすべてのコマンド実行を行うため、
PowerChuteマシンのシャットダウンが一時待機状態となります。
そのため、UPSのターンオフ時間を長く設定する必要があります。


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【回避方法】
コマンドの所要時間が合算されて Power Off Delay に反映される仕様についての回避策はありません。
異なるコマンドファイルではなく、同じコマンドを指定することにより、Power Off Delayの設定時間を短くすることができます。
コマンドを1つに統合できる場合には、この運用にて回避してください。

* 各UPSグループに同じコマンドファイルを指定した場合、コマンドファイルは1 回だけ実行されます。

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