このページでは、PowerChute Network Shutdown for Virtualizationで、
VMwareでvCenter Server管理設定ではない場合にUPSがTurn OFFしない問題について説明しています。
【対象製品】
PowerChute Network Shutdown for Virtualization v3.0.1以降のバージョン
PowerChute Network Shutdown for Virtualization v4.x
PowerChute Network Shutdown for Virtualization v5.x
対象 : vCenter Server管理設定ではない場合
【問題の発生条件】
PowerChute Network Shutdownが稼働している仮想マシンが、
シャットダウン開始時に即時パワーオフされる設定になっている場合
【原因】
PowerChute Network ShutdownがUPSへのTurn Off命令を処理している最中に
ESXiホストシャットダウン命令によって、PowerChute Network Shutdownサービスが停止してしまうことによって
UPS Turn Off命令が完了しない
【回避方法】
VMwareの設定にある、[仮想マシンの起動およびシャットダウン]の設定を以下のように変更してください。
PowerChute Network ShutdownのESXiホストのシャットダウン命令発行までの時間を確保してください。
推奨値は120秒以上です。
2. PowerChute Network Shutdownが稼働している仮想VMが、シャットダウン時には一番最後にシャットダウンされるよう
起動順序のフィールドで順番を変更してください。また、起動時は一番最初に起動するようにしてください。