FAQを参照する
TM3 パスカプラ/ CANopenの通信速度の設定方法について
TM3 CANopenのフロントパネルにある2つのロータリースイッチを用いて、
CANopenビットレートとCANopenNodeIDを設定します。
TM3 CANopenは、電源投入時にのみロータリースイッチによる新しいビットレートの選択を検出します。
その際に設定したビットレートは不揮発性メモリに書き込まれます。
設定手順:
1. TM3バスカプラーの電源を切ります。
2. ONESロータリースイッチを番号のない位置(未使用)のいずれかに設定します。
3. TENSロータリースイッチを選択したビットレートに対応する位置に設定します。
4. バスカプラーに電力を供給します。
5. RUNLEDとERRLEDが3回点滅するのを待ってから、点灯したままにします。
6. TM3バスカプラの電源を切り、ロータリースイッチを使用してCANopenアドレスを設定します。
ビットレート設定:
0: Not used
1: 20 kbits/s
2: 50 kbits/s
3: 125 kbits/s
4: 250 kbits/s
5: 500 kbits/s
6: 800 kbits/s
7: 1 Mbits/s
8: Automatic bit-rate detection
9: 250 kbits/s (default value)
10~12: Not used
上記内容は「Modicon TM3 Bus Coupler Hardware Guide」94ページに詳細を載せております。(英語のみ)
https://download.schneider-electric.com/files?p_enDocType=User+guide&p_File_Name=EIO0000003635.03.pdf&p_Doc_Ref=EIO0000003635