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インバータ/ ATV630シリーズ 許容範囲外の容量の小さいモーター​をテスト使用できるようにしたい

質問:

持っているインバータでは定格範囲外の容量の小さいモーターでテストするために

一時的に使用できないか?

回答:

インバータの定格よりも低い定格のモータを使用することは可能です。

非常に小さなモーターまたはモーターが接続されていないシステムを

テストしようとすると、OPF (欠相検出の問題) が発生する可能性があります。

補足:インバータでは、通常の動作電流をインバータ定格の 25% まで下げることができます。
定格範囲設定内で収まる場合は、DRC を設定するだけで対処可能です。

(DRC で設定できるインバータの定格範囲は 25% ~ 1.50% です。)

ですが、定格範囲外の小さいモーターをテスト目的で使用する必要がある場合は、

以下のパラメーター設定を行うことでモーターを一時的にエラーなく使用することができます。

注意事項:

・ドライブで非常に小さなモーターを実行すると、モーターの実行が不安定になる場合があります。

・モーター電流と電力定格パラメーターを設定できないため、モーター保護機能は保証されません。

設定方法:

資料:ATV600_Programming_Manual_EN_EAV64318_10 (schneider-electric.com)

a) モーター制御メニュー (DRC) のモーター制御タイプを U/F 5pt に設定する必要があります。

[Complete settings] CSt  -> [Motor parameters] MPA -> [Motor control type] Ctt

の設定を [U/F VC 5pts] UF5  にする。

※P142

image

b) 障害管理メニュー (FLT) の出力欠相は「無視」に設定する必要があります。

[Complete settings] CSt  -> [Output phase loss] OPLnu -> [OutPhaseLoss Assign] OPL

の設定を"[Function Inactive]nO"に設定する

※P544 [Output phase loss] OPL- Menu -  [OutPhaseLoss Assign] OPL

image

c) IR補正を減らす: UFR=0

[Complete settings] CSt  -> [Motor control] drC -> [IR compensation] UFr

の設定を"0"に設定する

※P177 [Motor control] drC- Menu -  [IR compensation] UFr

image

d) SLP=0 へのスリップ補償

[Complete settings] CSt  -> [Motor control] drC -> [Slip compensation] SLP

の設定を"0"にする。

※P177 [Motor control] drC- Menu -  [Slip compensation] SLP

image

e) 慣性係数を減らす: SPGU = 0

[Complete settings] CSt  -> [Motor control] drC -> [Inertia Factor] SPGU

の設定を"0"にする。

※P178 [Inertia Factor] SPGU

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f) ブースト BOA を無効にする = 非アクティブ

[Complete settings] CSt  -> [Motor control] drC -> [Boost Activation] bOA

の設定を"[Inactive] nO"にする。

※P179 [Boost Activation] bOA

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