Smart-UPS 1500 RM ブラックモデル (型番: SUA1500RMJ2UB) のバッテリー交換手順について説明します。
本製品の交換用バッテリーキットの販売は終了させていただいており、
本コンテンツは、バッテリーの取り外し方の参考にしていただくための内容になっております。
【ご注意】
サポート期間が終了した製品です。
安全のためにご使用を中止し、後継機種にお買い替えください。
Smart-UPS 1500 RM ブラックモデル (型番: SUA1500RMJ2UB) は、
2006年~2012年まで販売された製品でサポートは終了させていただきました。
また、安全上の観点から交換用バッテリーの販売を終了させていただきます。
このコンテンツは本製品を継続してご使用しなければならない場合に
正しく作業を行っていただくために公開しておりますが、製品サポート期間はご購入日から5年です。
製品サポート期間は設計上の標準使用期間とお考えいただき、
販売終息の交換用バッテリーキット 型番: RBC24J はご購入可能な場合もございますが、
本モデルを継続してご使用しなければならない特別なご事情の場合を除き、
安全、安定した運用のためにバッテリー交換ではなく、本体をお買い替えをお願いいたします。
(バッテリー販売終了について)
安全を考えてUPS本体の耐用年数を超えた製品の使用を控えていただくための
交換用バッテリーの販売終了であることにご理解をいただき、
また、弊社UPSの互換バッテリーと謳った製品の使用によるトラブルに関しましては、
弊社では一切の対応はできかねることご承知おきください。
参考: APC UPS 後継機種型番一覧
SUA1500RMJ2UBの後継機種は、SMT1500RMJ2U です。
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なお、バッテリー交換された製品についても、ご使用されるなかで製品の動作に不調、異常があった場合には
製品故障が疑われますので、製品のご使用をただちに中止してください。
【はじめに】
Smart-UPS 1500 RM ブラックモデル (型番: SUA1500RMJ2UB) の交換用バッテリーキットの販売を終了させていただきます。
ご所有のUPS本体背面のバーコードラベルもしくは 前面ベゼルを取り外した左側に貼ってあるシールにて、
製品型番が本コンテンツの対象の "SUA1500RMJ2UB" であることをご確認ください。
作業にはバッテリートレイを留めているネジを外すためにプラスドライバーが必要となります。
● 製品外観
本体写真: SUA1500RMJ2UB 製品名: Smart-UPS 1500 RM (ブラックモデル) | 交換用バッテリーキット写真: RBC24J 販売終息 |
【バッテリー交換手順】
● バッテリーの取り外し
1. UPS本体の正面からフロントパネル両側の湾曲部ヘリの後ろに両手の人差し指を挿入し、
手前に引いてフロントパネルを外します。
外したフロントパネルを脇に置きます。
2. 下図(1)のバッテリーコネクターの上のスペースに押し込まれている白いストラップを取り出します。
図: 各部名称
3. 白いストラップを掴み、手前に引きながら上図(1)のバッテリーコネクターを外します。 4. プラスドライバーを使用して、バッテリートレイを固定している上図(2)の4つのネジを外します。
5. 上図(3)のバッテリートレイハンドルを使用して、トレイを半分ほど手前にスライドさせます。
つぎに、バッテリー側面を支えながら最大限にスライドできる位置まで取り出します。
なお、下図(4)のトレイ底部にある停止タブはトレイが完全に外れるのを防止するものです。
6. 停止タブが開口部の出っ張りに引っかからない様に慎重にバッテリートレイを持ち上げ、
バッテリーを完全に引き出します。
なお、交換用バッテリーキットには、新しいバッテリートレイも含まれていますのでトレイごと交換してください。
バッテリーキットの梱包箱は処分せず保管しておいてください。
バッテリーを取り外した本体とバッテリーは正しくご処分いただくようお願いいたします。
参考:
・APCブランドUPSの処分方法
本製品のサポートは終了させていただいており、安全のため交換用バッテリーキットの販売も終了させていただきます。
以下の 7.以降については、参考までに残しているものですが、
バッテリーは装着せず、バッテリーカバーを閉め、UPSのご利用を終了してください。
● 新しいバッテリーの装着
7. 新しいトレイの側面を持ち挿入口に合わせます。
8. トレイの後部を少し持ち上げ、開口部内部に停止タブを合わせます。
その後、トレイを平らにして、バッテリーを完全に中に押し込みます。
9. 手順3で外したバッテリートレイの右側にあるUPSバッテリーコネクターを確認します。
つぎに、バッテリーケーブルコネクターをUPSコネクターに接続します。
コネクターがしっかりはまると「カチッ」という音がします。
なお、バッテリーコネクターは誤挿入防止で向きが決まっており、
正しい方向で挿入いただいた場合のみカチッと音がして接続されます。
10. 手順4で外した4つのネジを元に戻します。
11. 白いストラップをUPSコネクタの上のスペースにきれいに押し込みます。
12. 本体右側の切れ込み部分にフロントパネルを合わせます。
フロントパネル側面のタブをUPS全面スロットに合わせ、しっかりはめ込みます。
バッテリー交換手順は以上となります。
UPS本体のコンセントに商用電源が来ていれば、電源オフ時でもバッテリーの充電を開始します。
交換後のバッテリーが完全に充電されるまで3~6時間かかりますが、
この間、ご使用されていても問題ございません。
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【ホットスワップでの交換について】
Smart-UPSは、電源を入れたままでのホットスワップのバッテリー交換が可能です。
下記の注意点を確認のうえおこなってください。
・ UPS本体からバッテリーを外しているあいだは、UPSは負荷機器の保護ができず、
停電など電源障害が発生した場合にはUPSならびに負荷機器が停止します。
頻繁に電源障害が発生している場所でご使用の場合や重要な機器を接続されている際のUPSのバッテリー交換については
UPSを停止したうえでバッテリー交換をすることを推奨いたします。
[ホットスワップ交換後の操作]
・ バッテリー交換LEDを消灯させる
バッテリー交換LEDが点灯している場合にホットスワップによるバッテリー交換を実施したあとも
バッテリー交換直後はLEDは点灯したままとなります。
交換したのちにバッテリー交換LEDを消灯させるためにバッテリーを十分にチャージした後に
手動でセルフテストを実行いただくか、定期的なセルフテスト?(デフォルトで2週間に一度) をお待ちいただくことで、
UPSが新しいバッテリーを認識し、バッテリー交換LEDが消灯します。
手動のセルフテストは、前面パネルのTestボタンを長押しすると実行されます。
【ご注意】
・バッテリーは約12kgございます。重量物ですのでバッテリーの取り扱いには十分注意して作業を行ってください。
・運搬時は機器を水平に保ち移動してください。
・バッテリー接続時にコネクター端子の1~2mmの間で小さな火花が見えることがありますが問題ありません。
【交換後の使用済みバッテリーについて】
・交換後の使用済みバッテリーについては、弊社で承っております。
送料元払い(お客様負担)となりますが、事前の申し込みや処理費用は不要です。
購入したバッテリーキットの梱包箱は捨てずに取り外したバッテリーの送付時にご利用ください。
参考: APC UPS 使用済みバッテリー発送方法
なお、本モデルは販売終了から10年以上経過しており、サポートを終了させていただきました。
UPS本体の耐用年数は日本電機工業会による指針にて約5~6年と定義されており、
耐用年数が経過している機器は正常に動作しているものであっても
今後の安定性や信頼性の低下が懸念される時期であることから、
次回バッテリー交換の際には、機器を安全に保護していただくためバッテリー交換ではなく
本体をお買い替えくださるようお願いいたします。
【参考】
・APCブランドUPSの処分方法
・Smart-UPS 1500 RM ホワイトモデル (型番: SUA1500RMJ2U) につきましては 2005年に販売終了となり、
製品サポートも終了しております。
バッテリー交換LED点灯に際しましては、UPS本体の新規お買い替えください。