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バッテリー交換手順 Smart-UPS SUA (SUA1500J, SUA1500JB タワー) : サポート終了製品

Smart-UPS 1500 (型番: SUA1500J, SUA1500JB) のバッテリー交換手順について説明します。


【ご注意】
サポート期間が終了した製品です、
安全のためにご使用を中止し、後継機種にお買い替えください。


Smart-UPS 1500 (型番: SUA1500J) は、2005年まで、
Smart-UPS 1500 ブラックモデル (型番:  SUA1500JB) は、
2005年~2012年まで販売された製品で販売終了から10年以上経過し、製品サポートを終了させていただいております。

このコンテンツは本モデルを継続してご使用しなければならない場合のために
正しく作業を行っていただくために公開しておりますが、本製品のサポート期間はご購入日から5年です。

製品サポート期間は設計上の標準使用期間とお考えいただき、
交換用バッテリーキット 型番: RBC7L は引き続きご購入いただけますが、
本モデルを継続してご使用しなければならない場合を除き、バッテリー交換ではなく、本体をお買い替えをお願いいたします。

参考: APC UPS 後継機種型番一覧
SUA1500J, SUA1500JBの後継機種は、SMT1500Jです。

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なお、バッテリー交換いただき、ご使用されるなかでサポート期間が過ぎた時期において
製品の動作に不調、異常があった場合には製品故障が疑われますので、製品のご使用を中止してください。




【はじめに】
Smart-UPS 1500 (型番: SUA1500J, SUA1500JB) の交換用バッテリーキットは 型番: RBC7Lです。あらかじめご用意ください。
作業には、内部保護カバーを留めているねじを外すためにマイナスドライバーが必要となります。
なお、バッテリーご購入前にはご所有のUPS本体背面のバーコードラベル上段のModelの欄で、
製品型番が "SUA1500J", "SUA1500JB" であることをご確認ください。


● 製品外観

SUA1500JSUA1500JBRBC7L
本体写真: SUA1500J
製品名: Smart-UPS 1500
本体写真: SUA1500JB
製品名: Smart-UPS 1500 ブラックモデル
バッテリー写真: RBC7L
SUA1500J/SUA1500JB交換用バッテリーキット


【バッテリー交換手順】

● バッテリーの取り外し
1. フロントパネル上部をつかみ、手前斜め下向きに引き倒します。
カバー底部の留め金を外装本体から外しフロントパネルを取り外します。
このとき、取り外したフロントパネルはUPS上部に折り返して置いていただき、このときリボンケーブルに圧力をかけないように注意してください。
また、露出したプリント回路基板には触れないでください。
Process1
2. マイナスドライバーなどを使用して銀色のバッテリードアの上部2つのネジを外し、内部保護カバー(バッテリードア) を下に倒します。
Process2

3. タブを掴んでバッテリーをUPSからゆっくりと引き出し、少し手前に引き出したところで
バッテリーの両端を掴んでバッテリーをUPSからゆっくりと引き出してください。
バッテリーのリード線に少したるみを残すようにバッテリーを引き出します。
Process3

4. UPS本体とバッテリーを接続しているバッテリーリードの接続カプラを引き離してUPSとバッテリーを切り離します。
本体から出ているバッテリーのリード線を無理に引き出さずに外してください。
Process4


● 新しいバッテリーの装着
5. UPS本体側の接続カプラとバッテリー側の接続カプラを接続する前に、
UPS本体側バッテリーリードのプラス(+)赤がバッテリー側バッテリーリードのプラス(+)赤に
接続される位置にあることを確認してください。同じようにマイナス(−)黒も確認してください。

Process5_1 Process5_2


6. リード線、接続カプラをバッテリーの後ろにまわし、接続カプラはバッテリーとバッテリートレイ奥の間に収まるようにしてください。
バッテリーリード線が上部基板面、左右の板に挟まないようにゆっくりバッテリーを押し込みます。

注意:
万一、バッテリーを押し込む際に引っ掛かりがある場合には、無理に力をかけて押し込まないでください。
引っ掛かりがある場合には一旦バッテリーを引き出し、ケーブルが上部基板、左右の板に引っかかっていないか確認のうえで、
再度バッテリーをゆっくり挿入し、収納してください。
Process6

7. バッテリーをUPSに搭載した状態で、UPS前面からUPS内部バッテリーをみていただき、
上部の基板面とバッテリー上部の隙間を確認してください。
バッテリーのリード線がUPS上部基板面とバッテリーの間に挟まってしまっている場合、
ケーブル被覆が破けて基板と接触し短絡の原因となりますので押し込まないよう注意し、
もう一度引き出して入れ直してください。

<良い例>                                                                      <悪い例>

Ex1 Ex2

8. 内部保護カバー(バッテリードア) を閉じてネジをはめ込みます。
Process8

9. フロントパネル底部の本体フックにパネルの溝をはめ込みながらフロントパネルを閉じます。
Process9_1 Process9_2

10. パネルが本体にしっかりはまっていることを本体の両サイドについて確認をしてください。
Process9_3

バッテリー交換手順は以上となります。
交換後のバッテリーは、およそ 3-6時間 で充電が完了します。十分に充電してからご使用を再開してください。
UPSの入力電源が来ていれば、出力オフ時でもバッテリーは充電されます。


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【ホットスワップでのバッテリー交換について】
本モデルは ”ホットスワップ(UPS本体の電源ONのまま)でのバッテリー交換が可能” です。かならず、下記注意点を確認のうえ交換してください。

・UPS本体からバッテリーを外しているあいだ、UPSは負荷機器の保護ができず電源障害が発生した場合はUPSならびに負荷機器が停止します。
頻繁に電源障害が発生している場所でご使用の場合や重要な機器を接続されている際のUPSのバッテリー交換についてはUPSを停止したうえでバッテリー交換をすることを推奨いたします。


[ホットスワップ交換後の操作]
・バッテリー交換LEDが点灯している場合でのホットスワップによるバッテリー交換では、バッテリー交換直後はLEDは点灯したままとなります。
交換直後のバッテリー交換LEDを消灯させるためにはバッテリーを十分にチャージした後に手動にてセルフテストを実行いただくか、
定期的なセルフテスト(デフォルトで2週間に一度) をお待ちいただくことで、UPSが新しいバッテリーを認識しLEDが消灯いたします。
手動でのセルフテストは、前面パネルのTestボタンを長押しすると実行されます。


【ご注意】
・バッテリーは約12kgございます。重量物ですのでバッテリーの取り扱いには十分注意して作業をおこなってください。
・バッテリーを含む本体は約25kgとなります。本体の移動する際は2人以上でおこなってください。
・本体を運搬することがある際は機器を水平に保ち移動してください。
・通常、接続中にバッテリー接続部での多少の火花が飛ぶことがございますが、問題はありません。
・内部保護カバー(バッテリードア) を取りはずした状態においては上部の内部基板に触れないよう注意して作業をおこなってください。
・バッテリードアにケーブルを挟まないように注意しながらバッテリードアのネジを閉めてください。


【交換後の使用済みバッテリーについて】
交換後の使用済みバッテリーについては、弊社で承っております。
送料元払い(お客様負担)となりますが、事前の申し込みや処理費用は不要です。
購入したバッテリーキットの梱包箱は捨てずに取り外したバッテリーの送付時にご利用ください。​​​​​​
参考: APC UPS 使用済みバッテリー発送方法

なお、本モデルは販売終了から10年以上経過しており、サポートを終了させていただきました。
UPS本体の耐用年数は日本電機工業会による指針にて約5-6年と定義されており、
耐用年数が経過している機器は正常に動作しているものであっても今後の安定性や信頼性の低下が懸念される時期であることから、
ご使用年数に応じて、次回バッテリー交換の際には、機器を安全に保護していただくためバッテリー交換ではなく本体をお買い替えをご検討ください。

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