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PowerChute Business Edition for Linux v9.0.x RPMによるインストール方法

PowerChute Business Edition v9のサポートは終了いたしました


PowerChute Business Edition v9.0.x for LinuxのRPMによるインストール方法についての説明です。
PowerChute Business Edition v9.0.x for Linux へのインストールは rpmを実行し、
キャラクターによるCGIでのインストールになります。

以下の手順にてPowerChute Business Editionのファイルの展開し、設定、使用を開始ください。


【手順】

1. RPMのインストール
2. config.shを実行し、ユーザ名、パスワードならびにUPSの接続ポートの手動設定

以下のインストール例は/tmp/pcbe901で作成したディレクトリにてファイルを展開、インストールを行う場合です。
太文字(黒)がインストール時の設定項目、設定事項、コマンド等、入力する文字となります。

1. RPMファイルのインストール
pbeagent-9.0.x-xxx.i386.rpmをインストールします。
なお、ファイル名についてはお手持ちのPowerChute Business Editionによりx部分が任意の数値となります。

# cd tmp/pcbe901/
# ls
pbeagent-9.0.x-xxx.i386.rpm

#rpm -ivh pbeagent-9.0.x-xxx.i386.rpm

Preparing... ########################################### [100%]
1:pbeagent ########################################### [100%]


2. 設定用シェル(config.sh)の実行
上記のRPMの展開が完了しますと、/opt の下に APC/PowerChuteBusinessEdition/Agent/ が作成されますので、
Agentフォルダに移動し、 エージェント設定用のシェル "config.sh" を実行します。

#cd opt/APC/PowerChuteBusinessEdition/Agent/
# ls
Resources bin config.sh readme.txt.ch
apclicense.txt cmdfiles critical.cfg readme.txt.ja
apclicense.txt.ch commkey lib readme.txt.ja_UTF8
apclicense.txt.ja comp pcbeproxy.dbg shutdownerlets.m11
apclicense.txt.ja_UTF8 comps.m11 readme.txt

# ./config.sh


3. エージェントのアクセスユーザ名、パスワードの設定
最初にユーザ名とパスワードの要求がおこなわれますので、ユーザ名、パスワードを設定してください。
ユーザ名、パスワードはユーザ様にて任意に設定するものとなります。設定したものを控え、管理してください。

American Power Conversion
PowerChute Business Edition Agent Configuration Utility
------------------------------------------------------------
New Username
> 任意
New Password
> 任意
Confirm New Password
> 任意 (確認のための再入力)


4. UPSと通信するシグナルタイプの設定
次にシグナリングタイプの設定をおこないます。
Smart Signal :
UPS本体のシリアルポートとサーバの接続(ケーブル: 940-0024x(黒)/USBケーブル)の場合 "1"
Simple Signal :
UPSの2-Port Interface Expander Card (AP9607)
もしくは Share UPS 8-Port Interface Expander (AP9207)との接続(ケーブル: 940-0020x[色 グレー or 白]) の場合 "2"
SMX, SMT, SURTD (Smart Signalling) :
制御するUPSが、Smart-UPS LCD (SMT, SMXシリーズ)もしくは SURTDシリーズの場合 "3"
を選択ください。

Select the Signal Type
[1]: Smart
[2]: Simple
[3]: SMX, SMT, SURTD (Smart Signalling)
> 1 (Simple Signalの場合は "2"、 Smart-UPS LCD (SMT, SMXシリーズ) もしくは SURTDシリーズの場合 "3")


5.ポートの設定
通信ケーブルが接続されているサーバのポートを選択します。
OSで認識しているUPSを接続しているCOMポートを指定し、表示されている番号を入力してください
例: COM1=/dev/ttyS0、COM2=/dev/ttyS1

Select the serial port
[1]: /dev/ttyS0
[2]: /dev/ttyS1
[3]: Other
> 任意


6.設定内容の確認
設定された内容が表示されます。
設定内容を確認のうえ "Yes" を入力ください。設定の変更をおこなう場合には、"No" を入力してください。
Signal Type: Smart
Share UPS: No
Serial Port: /dev/ttyS0

Are the UPS settings correct? (Yes or No)
> Yes


7. PowerChute Business Edition エージェントの開始
PowerChute Business Editionエージェントを開始させます。"Yes" と入力ください。

Start PowerChute Business Edition Agent? (Yes or No)
> Yes

Starting PowerChute Business Edition Agent...
PowerChute Business Edition Agent started.

[root@x Agent]#

以上でインストール完了となります。

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