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ConF>FULL>CtL- | CHCF | チャンネル設定 | SIM:非分割モード SEP:分割モード | SIM | P.62 |
Fr1 | リファレンスチャンネル (Frequency Channel) | AI1:端子 LCC:リモートディスプレイ Mdb:内蔵Modbus AIUI:ジョグダイヤル | AI1 | ||
Cd1 | コマンドチャンネル (Command Channel) | tEr:端子 LOC:ローカル(ATV12本体) LCC:リモートディスプレイ Mdb:内蔵Modbus | tEr | P.63 |
CHCF=SIM の場合、運転指令と周波数指令の制御元は統一されており、[Fr1] の設定値がすべての制御元となります。
この時、制御元は統一されているため、[Cd1] は非表示となっております。
また、CHCF=SEP と設定することで、運転指令と周波数指令の制御元を分けることが出来ます。
▼設定方法
1. CHCF=SEP と設定します。
2. 周波数指令をどこから行いたいかにより [Fr1] の設定を変更します。
3. 運転制御をどこから行いたいかにより [Cd1] の設定を変更します。
運転制御は端子(LI1で正転)のまま、周波数制御をジョグダイヤルを使用した仮想アナログ入力から行う場合
・CHCF=SEP
・Fr1=AIUI
・Cd1=tEr
と設定することで対応可能です。
ジョグダイヤルを使用した仮想アナログ入力にて周波数制御を行う場合、
rdy表示からジョグダイヤルを2回押すことで設定画面に入ることが出来ます。値の変更後に都度ENTキーを押す必要はありません。
表示単位は「%」でLSP~HSPを0~100%換算したものとなります。単位については変更はできません。
(例)LSP=0Hz、HSP=50Hzの場合、50%=25Hz
運転制御は端子(LI1で正転)のまま、周波数制御をリモートディスプレイから行う場合
※オプション品のリモートディスプレイ(VW3A1006またはVW3A1007)を操作表示器用ケーブル(VW3A1104R*0)でインバーターと接続する必要があります。
リモートディスプレイの接続なく本設定を行った場合、端子より運転指令を入れても「rdy」から表示が変わらず運転しません。
・CHCF=SEP
・Fr1=LCC
・Cd1=tEr
と設定することで対応可能です。
リモートディスプレイにて周波数制御を行う場合、
rdy表示からジョグダイヤルを2回押すことで設定画面に入ることが出来ます。値の変更後に都度ENTキーを押す必要はありません。
表示単位は「Hz」で-400Hz~400Hzの範囲で変更できますが、[HSP] を超えた値は表示に関係なくすべて[HSP] となります。単位については変更はできません。
(例)LSP=0Hz、HSP=50Hzの場合、50Hz表示であれば50Hz。70Hz表示であれば50Hz(上限は [HSP] のため)
運転制御はローカル(ATV12本体)に変更し、周波数制御を端子から行う場合
・CHCF=SEP
・Fr1=AI1
・Cd1=LOC
と設定することで対応可能です。
ローカルにて運転制御を行う場合、
ATV12本体に6 [RUNボタン]、5 [STOP/RESETボタン] がございますのでここから運転信号と停止信号を入れることが出来ます。
対象機種:ATV12シリーズ
参考資料:ATV12シリーズ ユーザーズマニュアル
公開先:Schneider Electric 日本

