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APC GS Pro 500 (BG500-JP) Windows PCとUSB接続した際にバッテリ運転が検出されない場合の対処 (Windows 8, Windows 7, Windows Vista)

BG500-JP を Windows7, Windows Vista のPCとUSB接続した際にバッテリ運転が検出されない場合について対処方法

BG500-JP を Windows 7, Windows Vista のコンピュータに USB接続することで、
バッテリ運転時に OSのタスクトレイに電源のシステムアイコンが表示されます。(図1, 図2)

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図1 電源のシステムアイコン                                図2 電源のシステムアイコン
(バッテリ運転中)                                                 (オンライン運転)



これによって、デスクトップコンピュータでもモバイルPC (ラップトップPC)のように、
バッテリアイコンにてUPSの電源供給状態の把握とバッテリ容量を確認可能です。
また、バッテリ運転の際には Windowsの電源プランの設定に応じて、OSが機器の状態をコントロールします。

尚、OSの電源設定による動作や電源プランの設定は Windows OS標準の機能となり、弊社にはこの設定についての情報はなく、
設定方法、動作の詳細についてはOSのヘルプもしくはOSベンダー(Microsoft社)の情報をご確認ください。


バッテリ運転を行っても、図1のように OSのタスクトレイに電源のシステムアイコンが表示されない場合は下記をご参照ください。


A: Windowsのタスクバー設定確認

以下方法にて、Windowsのタスクバーの設定をご確認ください。

1. Windows のコントロールパネルにある "タスクバーと[スタートメニュー]" を実行し、"通知領域" 欄の "カスタマイズ" ボタンを投入します。

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図3 タスクバーと[スタートメニュー]画面



2. "タスクバーに表示するアイコンと通知の選択" の画面にて、"システム アイコンオン/オフ" をクリックします。
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図.4 タスクバーに表示するアイコンと通知の選択






3. "システム アイコンオン/オフ"の画面にて "電源" の項目をオンに変更し、OKボタンを押します。

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図5 タスクバーに表示するアイコンと通知の選択


4. バッテリ運転を行った際に、タスクトレイに電源のシステムアイコンが表示されることをご確認ください。

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図6 電源のシステムアイコン                  図7 電源のシステムアイコン
(バッテリ運転中)                              (オンライン運転)



B: OS上の バッテリドライバの 設定確認

Windowsのデバイスマネージャを開き、バッテリの項目をご確認ください。

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図8 デバイスマネージャ上での表示 (HID UPS Battery)


・上記の通り " HID UPS Battery" が表示されている場合はドライバの設定に問題はありません。

・ ここで、バッテリの項目自体が存在しない、"Microsoft Composite Battery" のみ表示されている場合は、BG500-JP とコンピュータのUSB接続をご確認ください。
USBケーブルの接続し直し、USBポートの変更、USB HUBを使用している場合には直接コンピュータと接続した上で事象が復旧するかご確認ください。

・過去に同じコンピュータに PowerChute がインストールされていた場合には、上記バッテリの項目にて "APC UPS" や "APC Battery BackUP" が検出されることがあります。
この場合には、"HID UPS Battery" のドライバに変更することでOSの電源設定による動作が行われますので、以下に方法を記載致します。


1. 現在のバッテリドライバーの確認

Windowsのデバイスマネージャを開き、バッテリの項目をご確認ください。
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図9 デバイスマネージャ上での表示 (APC UPS)

既に "HID UPS Battery" が表示されている場合には変更は不要です。
APC UPS" や "APC Battery BackUP" が表示されている場合には、以下項目をご確認ください。

2. バッテリドライバーの状況確認

上記 "APC UPS" もしくは "APC Battery BackUP" の項目をダブルクリックし、表示される画面から "ドライバー" のタブを参照してください。

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図10 バッテリドライバーのプロパティ画面(1)



"ドライバーを元に戻す" のボタンがアクティブな場合には、ドライバが更新されたことで変更された可能性が考えられます。
本ボタンを投入の上、ドライバーの名称が "HID UPS Battery" に変更されれば、Windowsによる電源設定が可能となります。

本ボタンが上記のようにグレイアウトしている場合、もしくは投入しても "HID UPS Battery" に変わらない場合には、以下の手順でドライバーの更新を行ってください。


3. バッテリドライバーの更新

3-1. 以下、"ドライバーの更新" ボタンを投入してください。

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図11 バッテリドライバのプロパティ画面 (2)



3-2. 「コンピュータを参照してドライバーソフトウェアを検索します」を選択します。
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図12 ドライバーソフトウェアの更新ウィンドウ (1)


3-3. "コンピュータ上のデバイスドライバーの一覧から選択します" を選択します。
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図13 ドライバーソフトウェアの更新ウィンドウ (2)




3-4. デバイスドライバー一覧から "HID UPS Battery" を選択して "次へ" を投入します。
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図14 ドライバーソフトウェアの更新ウィンドウ (3)

3-5. ドライバーのインストールが完了しますので、ウィンドウを閉じてください。
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図15 ドライバーソフトウェアの更新ウィンドウ (4)



4. 現在のバッテリドライバの再確認
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図16 デバイスマネージャ上での表示 (HID UPS Battery)


デバイスマネージャのバッテリの項目にて、変更した "HID UPS Battery" が表示されていることをご確認ください。


5. バッテリ運転を行った際に、図17のようにタスクトレイに電源のシステムアイコンが表示されることをご確認ください。
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図17 電源のシステムアイコン        図18 電源のシステムアイコン
(バッテリ運転中)                      (オンライン運転)

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