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日立製作所製PowerChute Business Edition v10.0.5へのアップデートについて

このページでは、日立製作所製PowerChute Business Edition v10.0.5へのアップデートについて説明しています。

【対象製品および対象バージョン】
日立製作所より販売されている以下の型番製品

GQS-VSU7BS100N  PowerChute Business Edition v10.0 *
以前にリリースされた型番でv10.0へアップグレードされているものを含む


【v10.0.5アップデートについて】
PowerChute Business Edition v10.0.5 には以下の新機能を備えています。(不具合修正を含む)
•   CVE-2021-44228にて報告されているApache Log4jの脆弱性に対処するため、Log4jのバージョンを2.17.1にアップデートしました。
•   PowerChuteカスタマーエクスペリエンス向上プログラム(CEIP)の機能が追加されました。
CEIPは、PowerChuteの構成および使用に関する情報を収集し、当社製品の改善と品質向上のために使用されます。
この情報は完全に匿名であり、個人を特定するための固有情報は含まれません。
CEIPの機能はオプションであり、使用の選択が可能です。詳細については、CEIPのよくある質問 を参照してください。
•   PowerChute UIに一度に1人のユーザーのみがアクセスできるようになりました。
複数のログインはできず、ユーザーがすでにログインしているときにログインを試みると失敗します。
•   PowerChute UIでのイベント設定により、ログイン、ログアウト、およびログイン試行の失敗は、イベントログへの記録や通知する設定が可能となりました。
•   バンドルされているOpenJDKバージョンをOpenJDK 17にアップデートしました。
•   PowerChute Business Editionで使用されているいくつかのサードパーティライブラリをアップデートしました。
•   libディレクトリ内のPowerChute jarファイルがデジタル署名されるようになりました。 注: サードパーティのjarファイルはデジタル署名されていません。
•   v10.0.5へのアップグレード後、サードパーティライブラリの古いバージョンは保持されなくなりました。



【アップデートプログラムファイルのダウンロードとインストールについて】
以下のリンクよりファイルをダウンロードし、お使いのコンピューター上で解凍してから本アップデートプログラムの適用 (更新インストール)を行ってください。
Windows用プログラム : PCBEv10.0.5-Update-Win.zip
Linux用プログラム : pcbeagent-10.0.5-401-JP.x86_64.tar.gz
ドキュメント : Documentation.zip

PowerChute Business Edition Basic v10.0が既にインストールされたコンピューター上で本アップデートプログラムを適用してください。
アップデートプログラムの適用方法は、【インストールとアップデート手順】の[Windows環境]、[Linux環境] 手順2以降.を参照してください。
サイレントアップデートにてv10.0.5へアップデートを行う場合はこちらを参照してください。


【インストールとアップデート手順】

[Windows環境]
1. PowerChute Business Edition v10.0 のCD-ROMよりPCBEv10.0 Windows 用プログラムを実行してインストールを行います。
2. インストール完了後、PowerChute Web UIへはアクセスを行わず、サイトよりダウンロードしたWindows用アップデートプログラムpcbesetup.exeを実行します。
3. PowerChute Web UI (https://servername:6547) へアクセスし、ログイン後に「シャットダウン」メニューより初期セットアップを実行して完了します。


[Linux環境]
1. PowerChute Business Edition v10.0 の CD-ROMよりPCBEv10.0 Linux用プログラムを実行してインストールのうえで、config.shを実行します。
2. インストール完了後、PowerChute Web UIへはアクセスを行わず、サイトよりダウンロードしたLinux用のinstall_pbeagent_linux.shスクリプトを使用してアップデートを実行します。ここではconfig.shは実行しません。
3. PowerChute Web UI (https://servername:6547) へアクセスし、ログイン後、「シャットダウン」メニューより初期セットアップを実行して完了します。

【注意事項】
•  パスワード未設定でv10.0.5のアップデート後は Web UIにログインできず、pcbeconfig.ini でのユーザー名/パスワードの初期化が必要となります。初期化方法はユーザーガイド内のユーザー名とパスワードのリセットをご参照ください。
•  ソフトウェアのインストール先のフォルダーを変更した場合、その選択したフォルダーの直下に「APC\PowerChute Business Edition」フォルダーが作成されてインストールされます。

【インストールおよびアップデートの際のご注意】
•  ソフトウェアのインストール先のフォルダーを変更した場合、その選択したフォルダーの直下に「APC\PowerChute Business Edition」フォルダーが作成されてインストールされます。
•  アップデート完了後、Web UIにアクセスすると、カスタマーエクスペリエンス向上プログラム(CEIP)についての、説明の画面が表示されますので、CEIPに参加する場合はチェックを入れて適用して進めてください。
•  同じコンピューター上で設定を含め元のバージョンに戻すためには、アップデート前に pcbeconfig.ini とm11.cfg ファイルを保存しておくことを推奨します。

ソフトウェアについて、またはインストール方法については、日立製作所またはご購入元にお問い合わせください。
ダウンロードに問題がある場合はこちら のページに記載の弊社問い合わせ先にお問い合わせください。

* シュナイダーエレクトリック株式会社およびその他のベンダーより販売されている上記以外の型番については、本ページによる案内の対象外となります。

公開日:2023年1月27日

Schneider Electric 日本

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製品群:
PowerChute Business Edition
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