APC RSシリーズ、APC ESシリーズの出力コンセントは、
バックアップコンセントと、サージ保護のみコンセントの2種類があります。
・バックアップコンセント
UPSの機能を持つバッテリーで電源バックアップされるコンセントです。
停電などの電源障害時にはUPSがバッテリー出力に切り替わり、電源を供給します。
UPSの電源ボタンと連動しており、UPSの電源がオフで停止状態の場合には、
商用電源からUPSに電気がきていても電源は供給されません。
UPSの電源ボタンでOn (起動) することで出力を開始します。
停電など、電源障害でバッテリーバックアップされるのは、このコンセントにつなげている機器のみです。
バッテリーバックアップのほか、電源コンセントから入り込む雷サージからも保護されます。
・サージ保護のみコンセント
電源タップ・OAタップとして、コンセントを増やす目的のコンセントです。
サージ保護のみコンセントは、停電時にバッテリーバックアップはされませんが、
ここに接続されている機器は、雷サージから保護されます。
商用電源にUPSのコンセントを挿している状態では、UPSのOn (起動), Off (停止)に関わらず電源を出力します。
注意:
サージ保護のみコンセントはバッテリーによる保護がない電源タップの機能のコンセントのため、停電の際は電源供給が止まります。
停電など電源障害時にバッテリーバックアップで保護したい機器はバックアップコンセントのほうに接続してください。
(参考)
・USB充電ポート
BE550M1-JP, BE750M2-JPのUSB充電ポートは、UPS本体がAC電源およびバッテリーに接続されている場合、電源を供給します。
UPSがバッテリ運転で出力を継続している間は、USB充電ポートからの充電が可能です。
APC ESシリーズ コンセント口 (BE550M1-JP) APC RSシリーズ 背面 (図はBR400S-JP)