テクニカルFAQ

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APC RS 1000/ Pro 1200/ XL500のマスタ連動コンセント機能について

BR1000G-JP, BR1200G-JP, BR1200GL-JPのマスタ連動コンセントの機能と設定の説明です。

【マスタ連動コンセントとは】
マスタ連動コンセント機能とは、UPSのマスタコンセントに挿す機器(マスタ)の On/Off、コンピュータのスリープモード等の状態に対して、
マスタ機器の動作に連動コンセントが連動することで、他の機器のOn/Off制御をする機能となります。
この機能を活用することで、接続されている機器の電源操作の手間を省く他、機器の待機電力を削減することで、消費電量を抑えることが可能になります。

BR1000G-JP, BR1200G-JP, BR1200GL-JPの連動コンセントには、バッテリバックアップのコンセントとサージ保護のみコンセントが用意されております。

【連動コンセント数】

・ マスタ連動コンセント (バックアップコンセント) ×1

・ マスタ連動コンセント (サージ保護のみコンセント) ×2 [BR1000G-JP]
                                 ×3 [BR1200G-JP]
 



【設定方法】 (機能の有効・無効)
このマスタ連動コンセントは必要に応じ、機能自体を作動・非作動にすることが可能で 葉のマークで機能の状況を確認できます。
マスタ連動コンセントの設定についてはソフトウェア(PowerChute)を必要とせず、本体操作で設定が可能です。
 
 
図1. マスター連動の作動表示 (葉のマーク)

機能の有効、無効は装置の前面上部ボタンのうち、ミュートボタンとメニューボタンの2つ同時に長押しすることで、設定できます。

1. UPSの電源が入っている状態で操作してください

2. ミュートボタンとメニューボタンの2つ同時に押し続けてください
約2秒
3. 約2秒押し続けると、"ピッ"というアラーム音とともに葉のマークが点灯、消灯します。指をはなしてください。

1. 〜 3. の操作を繰り返すことで、有効、無効を設定できます。

 

【設定方法】 (マスタ機器の作動切替値設定)

連動コンセントはマスタ機器の状態(状況)にあわせて、マスタ機器のオフ、もしくはスリープの状態の消費電力を検知し作動します。

デフォルト設定では、マスタコンセントが "25W(ワット)" を超えると連動コンセントが"On(出力開始)"、 "25W(ワット)" を下回ると"Off(出力停止)"となります。
本装置では連動のための電力しきい値としてのデフォルト 25Wに対して、0 〜 80Wに変更できる学習機能があります 。

使用している機器の待機(停止時)の電力が高いことで連動コンセントが作動しない、コンピュータのスリープモードに対して連動させたい、させたくない..等の場合に
マスタ機器の切替値(動作させる消費電力の設定)を記録、変更し、目的の状態での連動するよう設定ください。

切替値設定方法
 
1. UPSの電源が入っている状態(On)で操作してください

2. 連動コンセントをOffさせる値を設定します。
  連動コンセントをOffさせたいときのマスタ機器の状態(オフ、スリープもしくはスタンバイなど)にしてください。その消費電力を記録させ、作動しきい値として設定します。

3. 上記2.の準備が整ったらミュートボタンとメニューボタンの2つ同時におよそ6秒間、押し続けてください
  (約2秒後に"ピッ"と鳴りますが、そのまま押し続けてください)
 
約6秒

4. ボタンを押し続け、6秒程度経過すると"ピッ, ピッ,ピッ"と3回アラーム音が鳴り、葉のマークが3回点滅します。
設定が記録されたことを示してます。新しいしきい値の設定完了です。
 


【連動機能構成事例】

■ コンピュータの例
・ マスタコンセント : コンピュータ
・ バックアップコンセント                : モニタ (非連動、電源バックアップ)
・ マスタ連動コンセント (バックアップコンセント側): 外付けHDD
・ マスタ連動コンセント (サージ保護のみ)     : 外付けスピーカ、周辺機器(記録機能のない機器全般)



 
図. UPS背面 (BR1200G-JP)



マスタ連動コンセントは、"バックアップコンセント"、"サージ保護のみコンセント"がございます。

サージ保護のみコンセントはOAタップのようにバックアップ機能のないコンセントとなることで、電源障害時にはUPSのバッテリのバックアップによる電源保護は受けられません。
ストレージ等データ保存される機器については連動コンセントではなく、バックアップコンセントに接続いただくことを推奨します。
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