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Smart-UPS LCD (SMT, SMXシリーズ) ディスプレイ メニュー [Test & Diags・テストと診断]

Smart-UPS LCD シリーズ, Smart-UPS X SMXシリーズのディスプレイ インターフェースのメニュー、
Test & Diags (テストと診断)の項目についての説明です。


Test & Diags  (日本語表示 : テスト&シンダン)では、
UPSのセルフテスト, アラームテスト, ランタイム較正の3つの項目を実施できます。
前面パネルの操作ボタンの上下キーで、メインメニューから Test & Diags (テスト&シンダン)をエンターキーにて選択、
∨キーにて各項目が以下の順に表示されます。

0102
SMT, SMXシリーズの LCD, 操作ボタン配置 SMT1200RMJ1Uの LCD, 操作ボタン配置

03

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項目
表示例(英語)
表示例(日本語)
内容
1
セルフテストUPS Self Test:UPS セルフテスト:
セルフテストの実施
No / Yes
2
アラームテストUPS Alarms Test:UPS アラームテスト:
アラームテストの実施
No / Yes
3
ランタイム較正Calibration Test:キャリブレーションテスト:
ランタイム較正の実施
No / Yes

【各項目の補足説明】

1. セルフテストの項目について
"Yes"を選択することで、セルフテストが実行されます。
約10秒間のバッテリー運転にて、バッテリーのコンディションを診断します。
このテストにおいて、バッテリー交換が必要と判定されると要バッテリー交換LEDが点灯し、
交換が必要であることをメッセージで表示します。


2. アラームテストの項目について
Short Test (ショートテスト):
1回の短時間のアラームと各LED、 LCDを点灯させ、自動終了します。

Continuous Test  (レンゾクテスト):
アラームの繰り返し、 各LED, LCDの点灯を行います。テストを終了する際は どれか操作ボタンを押してください。

Mute All Alarms (ゼン アラーム ミュート):
このテストは実行できません。このモードを選択した場合には、Escで解除してください。

Mute Cancel (ミュート キャンセル) :
この項目は実行できません。このモードを選択した場合には、Escで解除してください。


3. ランタイム較正
ランタイム較正ではUPSがバッテリー運転を行い、バッテリー容量が25%になるまで消費し、
現在のバッテリーの性能を測定します。残りのバッテリー容量が25%になると自動的にテストが終了し、
オンライン運転に戻ります。

UPSに装着されているバッテリーは、ご使用されていくなかで経年等によって性能が低下し、
ランタイム (バッテリーバックアップ時間)は減少していきますが、この測定結果を基にランタイム表示に反映させます。
このテストにおいては、100%充電の状態で開始する必要があります。
なお、この較正については、より正確な測定のために実際に使用している負荷を接続し測定することを推奨します。
また、無負荷での計測は正しい測定が出来ず、時間を要しますのでお控えください。

上記のとおり、ランタイムの計測、 較正にあたってはUPSは実際に長時間バッテリ運転を行い、
バッテリー容量が25%になるまで消費して実測値で測定するテストであること、
それにあたり計測には時間を要することにご注意ください。
ランタイム較正は通常は不要です。運用しているなかで、UPSに接続する機器を大幅に変更された場合に実施してください。



・メインメニュー
Smart-UPS LCD (SMT, SMXシリーズ) ディスプレイ メニュー [Main・メイン]

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