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APC ESシリーズ 矩形波のUPSでバッテリ運転時に出力電圧が60〜85V前後と計測される

UPSバッテリ運転時に出力電圧を計測すると60~85V前後の電圧値が計測される場合についての説明です

【対象製品】
・APC ESシリーズ

型番 : BE425M-JP, BE550M1-JP, BE750M2-JP
BE325-JP, BE550G-JP, BE750G-JP  (販売・サポート終了製品)


・上記以外のバッテリ運転時出力波形が矩形波のUPS


【内容】
APC ESシリーズは、バッテリ運転時の電源出力波形が矩形波 (図2)のUPSです。
UPSが停電等の電源障害やセルフテストにおいて、
バッテリ運転に切り替わった際にバックアップコンセントで出力される波形は矩形波です。

この矩形波の交流電圧を測定する際に矩形波に対応していない電圧測定器 (簡易テスターなど)を使用された場合には、
矩形波出力の実効値を正しく測定することができないことから、
バッテリ運転時の出力電圧を測定すると60〜85V前後の数値が表示されます。
(テスターにより60〜85V前後の範囲で数値が異なります)

実際にはUPSからは、矩形波の100V出力をしていることから、
この測定上の数値は矩形波に対応していない電圧測定器 (簡易テスターなど)での表示によるもので、
負荷機器のバックアップには支障はございません。

【正常性確認】
UPSをバッテリー運転をして、バックアップコンセントにつながっている機器が停止せずに動作し続けていれば
矩形波にて実効値100V前後の電圧で、正しく出力されております。

電圧測定器 (簡易テスターなど)で表示される数値に関わらず、
接続された機器がバッテリー運転に切り替わっても動作していれば、UPSは問題ないものと判断できます。

これらの製品のバッテリ運転時の正しい出力電圧を測定するには、矩形波出力の実効値を測定できる測定器をご使用ください。
矩形波の電圧測定ができる測定器では正しく100V前後の数値が表示されます。



01 02
図1. 正弦波 (商用電源の波形)           図2. 矩形波 (読み: くけいは)

* 正弦波のみ測定可能な計測器(テスタ等)で矩形波の電源を計測した場合には、
正確な電圧が計測出来ず、測定器に60〜85Vの数値が表示されます

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